赤坂氷川神社(港区赤坂6、TEL 03-3583-1935)が5月1日、新元号「令和」にちなんだ御朱印を数量限定で頒布する。
昨年7月から七夕、祭り、イチョウなど日本の四季に合わせた御朱印をシリーズ化し、期間限定で頒布してきた同神社。
今回は、新元号「令和」にちなんだ御朱印を用意した。令和の典拠となった「万葉集 巻五、梅花の歌三十二首の序文」に「梅」が登場してくることから、梅をモチーフにしたデザインを採用。ピンク色の和紙の上から、半円形を三重に重ね波のように反復させた「青海波(せいがいは)文様」の和紙を重ねて奉製(ほうせい)した。職員が一枚一枚丁寧に手作りしたという。
同神社職員の神屋宗太郎さんは「梅の花は、厳しい寒さのあとに春の訪れを告げるように見事に咲き誇る。一人ひとりの日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせてほしいと思いを込めた。青海波文様は、無限に広がる波に未来永劫へと続く幸せへの願いを込めている」と話す。「新しい時代を迎えるにあたり、令和の御朱印をぜひ手に取り、再度新元号に込められた意味や願いを確認していただき、新しい時代に希望を持ってもらいたい」とも。
頒布開始日時は、5月1日9時。初穂料は500円。なくなり次第頒布終了。