食べる

赤坂の料亭「金龍」が3月に閉店へ 「信じられない」と惜しむ声も

90年以上の歴史を誇る同店

90年以上の歴史を誇る同店

  •  

 赤坂の料亭「赤坂金龍」(港区赤坂3、TEL 03-3583-2033)が、3月に閉店することが分かった。

数十年前に撮影された店舗の外観(提供写真)

 かつて赤坂の花柳界が発展していた1928(昭和3)年にオープンした同店。花柳界の最盛期といわれた1950年代、赤坂には60以上の料亭が軒を連ね、中でも同店は赤坂の街を象徴する店として知られた。

[広告]

 同店は、戦時中の東京大空襲の影響で、1953(昭和28)年に田沢通りから現在のみすじ通り沿いに移転。2005年に老朽化により一時閉店を余儀なくされたものの、2008年にリニューアルオープンした。現在は、二代目女将秋葉冨佐江さんの長男である秋葉佳宣さんが切り盛りし、芸者衆による踊りや落語会などのイベントも定期的に開催してきた。

 数カ月に一度は利用するという赤坂に勤務する40代女性は「信じられないの一言。接待はもちろん、女子会や親族を招いての食事会などでよく利用した。今は『お疲れさまでした』と声を掛けたい。閉店までにもう1~2回は利用したい」と閉店を惜しんだ。

 営業時間は、平日=11時30分~14時30分、17時30分~23時。土曜・日曜・祝日=17時30分~22時。最終営業日は3月31日。

赤坂経済新聞VOTE

今、赤坂にほしい施設は?