ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)内の中国料理「花梨」が現在、夏季限定の「冷し中華」を提供している。
同ホテルの開業から32年間、毎夏に「冷やし中華」を提供している同店。今年は新作を含めた3種類を用意する。「鶏絲涼拌麺(かいしーりゃんばんめん」(2,916円)は、香鶏(かおりどり)と夏野菜を使った新作の冷やしそばで、ゴマと抹茶に青唐辛子を少し加えた翡翠(ひすい)色の特性ダレをかけて提供する。具材は、蒸した香鶏、錦糸玉子、クラゲ、細切りきゅうり、レタス、ビーツ、白ネギのほか、前菜のように単品でもおいしく食べれるようにとしっかり下味をつけたフォアグラと春巻きの皮、湯葉とシイタケ、蓮芋とミョウガを別皿で提供する。
同ホテル広報担当の森直美さんは「『鶏絲涼拌麺』は、タレに抹茶を使用している点が特徴で、今年ならではのオリジナリティのある1品を加えたいと考案した。抹茶の色の鮮やかさ、香り、ソフトな苦味など、多くの皆さまに気に入っていただけると思う」話す。
「花梨涼拌麺(かりんりゃんばんめん)」(2,700円)は、麺の上にタラバガニ、才巻エビ、鶏肉、チャーシュー、錦糸玉子、クラゲ、ミニトマト、オクラ、つるむらさき、きゅうり、芽ネギ、らっきょう、ゴマをのせて提供する。タレは、コクのあるゴマと甘酢で仕上げた「特製胡麻(ごま)ダレ」と、ショウガとレモンを使った「醤油(しょうゆ)ダレ」から選べる。
「担々涼伴麺(たんたんりゃんばんめん)」(2,916円)は、四川豆板醤に豆乳や酢を使った「豆乳胡麻ダレ」で、具材は、ザーサイ、干しエビ、味噌で炒めた豚挽き肉、パプリカ、つるむらさき、トマト、カボチャ種、クコの実、芽ネギなどを盛り合わせる。平日のランチでは、3種類の麺に972円の追加料金で、3 種の蒸し点心と季節のデザートを付けることもできる。
森さんは「花梨の冷やし麺は、麺の茹で加減と冷やし方、水切りがおいしさの秘訣。伝統の2品とともに、ぜひ今年ならではの味わいもお楽しみいただきたい」と呼び掛ける。
営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分、ディナー=17時~21時30分(土曜は16時30分~21時30分、日曜・祝日は20時30分まで)。サービス料別途。9月17日まで。