ホテルニューオータニ(千代田区紀尾井町4)のレトルトカレーが3月31日、1万食を達成した。販売はHRTニューオータニ(同区)。
昨年の同日に販売を開始した「ホテルニューオータニ プレミアム ビーフカレー」(1,296円)は、同ホテルのグランシェフ中島眞介さんが監修を務めた商品。ルーには赤身と脂身のバランスが良いとされるオーストラリア産の牛バラ肉を使い、クミンやガラムマサラと一緒に牛のブイヨンで柔らかくなるまで煮込む。野菜は甘みを最大限に引き出した玉ねぎや香味野菜を使い、ホテル開業時から半世紀以上にわたり受け継がれてきたスパイスで仕上げる。隠し味には、酸味と辛味が特徴のグリーンチリと青いマンゴーから作られたほのかな甘みとさわやかな辛味をもつマンゴーピクルスを使う。
同社トレーディング・インシュアランス事業部の伊藤悟さんは「誰もが知る馴染み深いメニューを、驚きのある逸品に仕上げるのが当ホテル流。当商品は、ホテルのファンのお客さまの声をもとに『簡単かつ圧倒的なおいしさ』をテーマに開発した。そのようなコンセプトが、グランピングを楽しまれる方々をはじめ、多くのお客さまに支持されたのではないか」と話す。
販売は「ニューオータニショップ東京」「ニューオータニショップ大阪」「ニューオータニショップ幕張」をはじめ「ホテルニューオータニオンラインショップ」などで取り扱う。