迎賓館赤坂離宮(港区元赤坂2)の前庭で3月21日から3月25日まで、「春のガーデンカフェ」を開く。
外国の元首や首相などの賓客を迎えるための迎賓施設である同施設。賓客を迎えるのに支障のない範囲で一般公開を実施している。「ガーデンカフェ」は今回で5回目の開催。飲み物や食事を楽しみながら迎賓館をより身近に感じてもらいたいと企画されたもので、開催時には若い世代を中心に、家族連れなど多くの人でにぎわう。
期間中会場となる前庭には、パラソル付きのテーブル20台とガーデンチェア80脚を用意し、各テーブルにはランタンライトも設置する。各日3~4台のキッチンカーが日替わりで出店し、コーヒー、カフェオレ、ココアといったソフトドリンクや、スパークリングワイン、生シードル、赤白ワインといったアルコールも提供する。フードは「春野菜とタコのマリネ」「霜降り和牛のローストビーフ」「ピザ」「フレンチフライ」など幅広いメニューを揃える。ほかにもトートバックやクリアファイル、焼き菓子といった同館限定記念品の販売も予定する。詳しいメニューなどは当日、同館のツイッターでも確認することができる。
期間中、21日、24日、25日の3日間は開館時間を20時まで延長し、日没後に本館のライトアップも実施する。
同館館長の別府充彦さんは「今年の冬は寒さの厳しい日が続いたが、肌持ちのよい日も増えてきたので、前庭で食事やお酒をゆっくりと楽しんでいただけると思う。キッチンカーでは、腕によりをかけたメニューを用意するので、心地よい春の日差しとともにガーデンカフェを満喫してほしい」と話す。
参観時間は10時~17時(21日・24日・25日は20時まで)。事前予約のない場合は、当日の受け付けによる参観が可能。17時45分以降は主庭への入場は不可。混雑時は事前予約優先。入場制限を実施する場合がある。料金は大人=1,000円、中高生=500円、小学生以下は無料。身体障害者手帳等所持者と付き添い人1人は参観料金を免除する。前庭のみ大人=200円、高校生以下無料。