赤坂に「桃太郎地鶏」を使用した鳥料理専門店-岡山産地鶏が関東初上陸

岡山産地鶏「桃太郎地鶏」を使用した鳥料理専門店「赤坂 富一」の外観。

岡山産地鶏「桃太郎地鶏」を使用した鳥料理専門店「赤坂 富一」の外観。

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 人材サービス事業や販売促進サービス事業を展開するダイ・インダストリー(港区高輪)は3月16日、赤坂に鳥料理専門店「赤坂 富一」(赤坂6、TEL 03-3588-1210)をオープンした。

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 「赤坂 富一」は同社が手掛ける初めての飲食店。人材サービス事業を展開するに当たり、飲食店に関する問い合わせが増えていることから、飲食店の運営や経営、人材の育成するノウハウを構築することを目的に飲食店出店を決意。岡山の「桃太郎地鶏」に目を付け、同地鶏を使用した鳥料理の専門店をオープンした。

「桃太郎地鶏」は現在、大阪以西までしか流通していない岡山では有名な地鶏。岡山では百貨店で同地鶏を使用した「ももの一本焼き」がヒット商品になるほど人気の地鶏。こだわりをもって生産されている地鶏で、生産数も限られていることから、関東まで流通していなかったが、同店はこの地鶏を提供する関東で初めての店舗として出店。30~40代のビジネスマンをメーンのターゲットに据える。

 店舗面積は26坪、席数は36席。大人が集まる赤坂のイメージに合わせ、店内は黒を基調にした内装に。大人がくつろげる空間を意識し和モダンな内装にした。シックな落ち着いた雰囲気にすることで焼き鳥店などとの差別化を図り、高級感を演出する。同地鶏のブランド化目指すことから、ブランドイメージをつくりやすい赤坂に出店した。

 料理は「もちっとした食感で甘味のある味」の「桃太郎地鶏」の味を生かしたメニューを提供。「鶏のから揚げなどシンプルな料理ほど味が分かる」と同社の後藤富一郎社長。地鶏は内臓が入ったままの状態の地鶏を仕入れており、「ソリ」や「中落ち」などの希少部位を使用したメニューや地鶏の刺身やたたきも提供する。

 メニューは「ねぎ間」(280円)、「砂肝」(200円)、「中落ち」(300円)、「ちょうちん」(480円)などのくし焼きメニューや「もものたたき」(880円)、「かたのたたき」(780円)、「とり刺し」(700円)、「心刺」(630円)などの刺身やたたきのメニューを用意。「味自慢とりの唐揚げ」(730円)、「とりもつの煮込み」(430円)などの一品も提供。「締め」には「鶏つけざるそば」(980円)などのそばをメーンに地鶏のダシを使用した「とりすーぷの刺茶漬け」(780円)などを用意する。ランチはそばや唐揚げの定食を提供。アルコールは焼酎、ワインをメーンにそろえる。

 後藤社長は「東京の百貨店でも『桃太郎地鶏』を使用した商品を販売するなど、『桃太郎地鶏』の定着とブランドを図っていきたい。この店を通して、飲食業の新しい販路や新しい経営のかたちを開発していきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は、ランチ=11時~15時(月曜~金曜)、デイナー=17時~23時30分(月曜~木曜・土曜)、17時~翌4時30分(金曜)。日曜・祝日定休。

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