赤坂に本社を置くアパグループ(港区赤坂3)が3月27日、同社が販売する「アパ社長カレー」の提供200万食を記念し、日本赤十字社に同商品200キロを寄贈した。
建設・設計中やパートナーホテルなどを含む420のホテルを展開している同社。国内外で6万9,153室を運営し、2020年3月末までにはパートナーホテルを含むアパホテルネットワークとして10万室の展開を目指す。
同社は先月27日、同社が販売する「アパ社長カレー」(390円)の提供200万食(業務用含む)を記念し、日本赤十字社に同商品200キロ、1,000食分を寄贈した。「アパ社長カレー」は、アパホテルの直営レストランで開発したレトルトパウチのビーフカレー。アパグループ発祥の地である金沢の「金沢カレー」をイメージして作られた商品で、パッケージにはアパホテル社長の元谷芙美子氏の顔写真をデザインする。
2011年4月に販売を開始した同商品だが、発売の直前に東日本大震災が発生し、当時最初に製造した約3,000食は宮城県の救援物資集積所に輸送した。同商品は元々、震災時の宿泊客のための防災備蓄に開発されたものでもあり、賞味期限も常温保存で2年間となっている。
同日には「アパ社長カレー200万食達成感謝祭」を「アパホテル<品川 泉岳寺駅前>」で実施し、当日の会費の一部とチャリティーオークションの売上金全額を同財団に寄付した。