日枝神社(千代田区永田町2)で毎年行われる七五三の広報大使に就任した女優が活躍の場を広げている。
猿を神の使いとして古くから信仰されている同神社。「猿(えん)は縁(えん)に通じる」と年中を通して多くの参拝者が訪れることで知られている。広報担当の伊久さんは「同様に『良い仕事の縁に恵まれると聞く』と芸能関係の方が参拝されることも少なくない」と話す。
七五三の時期に毎年恒例で大手芸能事務所所属の女優らが広報大使を務めることでも知られる同神社。「ご縁を頂いて当神社の広報大使を務めた方々が、ここ数年でますます活躍の場を広げていると聞いている」と言う。
過去の同神社の広報大使は、女優の工藤綾乃さん、小芝風花さん、吉本実憂さん、赤沼夢羅さん、高橋ひかるさんらが務めており、近年ドラマや映画など多方面で活躍中。中でも小芝風花さんは2014年、スポーツ各紙の映画担当記者が選ぶブルーリボン賞の新人賞を受賞した。
4月2日で最終回を迎える現在放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」のヒロイン・あさの娘役も演じており、ネットでも「朝ドラ脇役でブレーク女優が増加」「ブレーク寸前の気配」などと注目を浴びている。
伊久さんは「自身の努力もさることながら、歴代の広報大使を務めた方が各所で活躍していることは当神社にとってもうれしいこと」と話す。