永田町に文具メーカーが移転 独自のオフィスづくりで仕事環境の向上めざす

エントランスフロア「テラス」

エントランスフロア「テラス」

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 永田町のプルデンシャルタワー(千代田区永田町2)の12~13Fに「プラス・ジョインテックスカンパニー赤坂オフィス」が池袋(豊島区)から移転した。運営はプラス(港区)。

同社取締役副社長の浅野紀美夫さん

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 文具やオフィス家具、事務用品などの開発及び販売を行う同社。赤坂オフィスでは、「オフィスを変えると会社が変わる」をテーマにしたレイアウトを採用。約770坪の延床面積の中で、文書や資料などを削減またデジタル化することで有効活用できるスペースを広げ、約300名の従業員が仕事に集中できるようにと個人スペースにパネルなどを設置した。

 オフィス内には、社員同士による打ち合わせやランチができるスペース「ピット」や、商材カタログや資格・検定の参考書、ビジネス書などを自由に閲覧できるライブラリー「サークル」、部署や役職、世代を超えた交流を促し、雑談から新しい価値を創り出せるようにと「ゴツボカフェ」などを設ける。社外関係者との打ち合わせなどができるスペース「テラス」では、無料のWi-Fiを提供する。

 「人口減少とタブレット端末の利用者の増加に伴って、紙やはさみなどの文房具の消費は減っている。社員同士のコミュニケーションの場を増やし、新しい機能と価値を提供する『新中間流通業』である“ニューミドルマン”へと進化することで、業界全体を元気にしていくことが私たちの使命だと考えている。このオフィスがそのきっかけになれば」と取締役副社長の浅野紀美夫さんは話す。

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