![Friends of AUW Japanのメンバーとキャッシー松井さん(右)](https://images.keizai.biz/akasaka_keizai/headline/1398313492_photo.jpg)
赤坂見附の草月会館(港区赤坂7)で4月22日、アジア女子大学とFriends of AUW Japan共催で映画「Girl Rising~私が決める、私の未来~」の上映会が開催された。
ハイチやネパールなど途上国の少女が抱える差別や虐待などの諸問題を世界に訴えかける同映画は、過酷な環境ながらも希望を持って懸命に生きる姿を描いたオムニバス形式のドキュメンタリー。ナレーターには、アン・ハサウェイやアリシア・キーズなどのハリウッド女優が参加した。
上映会を主催したアジア女子大学は、2009年に開校したバングラディシュ・チッタゴンを拠点とする国際的な教育機関で、アジア・中東地域を中心に農村部や難民コミュニティーなど貧困地域の女性たちに高等教育の機会を創出。教育方針は、地域社会が望むリーダーへと育てることだという。Friends of AUW Japanは、その支援グループに当たる。
上映会の意義について、「一番の目的はアジア女子大学の認知を広げること。アジア全体の安定的な発展には、女子教育が重要だと考えている。アジア諸国と日本の架け橋になることがわれわれの夢」と同大学理事会メンバーのキャッシー松井さん。
同上映会は全てボランティアスタッフによる運営で、その収益は全額アジア女子大学の奨学金に充てられる。