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ブックリスタ、本棚に「雑誌」約100冊-幅允孝さん・内沼晋太郎さんがコーディネート

numabooksの内沼さん(左)とBACHの山口さん(右)

numabooksの内沼さん(左)とBACHの山口さん(右)

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 電子書籍共通配信プラットフォームを提供するブックリスタ(港区赤坂2)が現在、赤坂のオフィスの壁一面に「人と本との出逢い」をテーマにした本棚を設置している。

 電子書籍関連事業を手掛け、作家や出版関係者が多く出入りする同社は今年6月、「デジタル化は本を扱う手段のひとつにすぎず、本を本当に大切にしたい」(同社メディアプロデューサーの野村秀樹さん)という精神を表現するために、ブックディレクターの幅允孝さん(BACH)とブックコーディネーターの内沼晋太郎さん(numabooks)に本棚の作成を依頼。「TSUTAYA TOKYO ROPPONGI」や東急ハンズ銀座店「HANDS BOOKS」などの本棚のコーディネートを手掛けた幅さんと、「disk union book jazzTOKYO」や「book union」を手掛けた内沼さんが「人と本との出逢い」をテーマに約500冊の本を選んだ。

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 半年が経過した12月8日には、新たに「雑誌」約100冊を補充。廃刊になった『スタジオボイス』や、平凡出版(現マガジンハウス)の総合ライフスタイル誌『平凡パンチ』、読者からの投稿を中心に数々のコーナーが作られ、大槻ケンヂ、清水ミチコ、佐野史郎などが常連投稿者だったサブカルチャー誌『ビックリハウス』など、ファッション、プロレス、カルチャー、建築といったさまざまなジャンルを代表する雑誌が並んだ。

 「補充にあたり、全く違う雑誌であっても、表紙を手掛けたグラフィックデザイナーが同じだから隣に並べるなどの工夫をした。あえて時代もジャンルもバラバラにして、見る人の視線が散るようにしてある」と内沼さん。

 「当時、サブカルチャー誌だった『宝島』は、ある号から急に小さいサイズに変わった。これは雑誌を『持ち歩く』ことがトレンドになったことを示している。この本棚から、そうした時代背景を読み取る楽しみも見出していただければ」と幅さんに代わり補充を担当した山口博之さん(BACH)。

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