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上智大・正木悠馬選手が西武へ入団 同大初のプロ野球選手に

正木悠馬選手

正木悠馬選手

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 上智大学(千代田区紀尾井町7)硬式野球部の正木悠馬選手が11月5日、プロ野球埼玉西武ライオンズに入団した。

同大公式キャラクター「ソフィアンくん」のぬいぐるみを抱える正木悠馬選手

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 同大硬式野球部は1916(大正5)年創部。四谷キャンパス内の真田濠グラウンドや秦野グラウンドを拠点に活動し、スポーツ推薦制度を持たない。今年は4年生10人、3年生9人、2年生11人、1年生13人、スタッフおよびマネジャー10人で東都大学野球連盟3部リーグを戦ってきた。

 正木選手は2002(平成14)年生まれ、米ワシントン州レドモンド高校出身の右投手。高校時代は主に野手としてプレーし、上智大学進学後に投手へ転向した。専門のコーチや指導者がいない環境で、トレーニングや投球フォームを動画やSNSを活用しながら独学で磨き、入学当初140キロだった球速は153キロまで到達した。

 10月23日に開かれた「2025年プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では、埼玉西武ライオンズから育成ドラフト6位で指名を受けた。同大在学生のNPBドラフト指名は創立以来初めてだった。今月5日には同球団と入団交渉に臨み、仮契約で合意した。

 正木選手は、「これからが本当の勝負。多くのことを吸収し、結果で恩返しできるよう努力していきたい」と話した。「大学として初の指名という立場なので、自分のこれからが本当に大切になってくる。自分の挑戦が後輩たちの励みになればうれしい」とも。

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