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サントリーホールで室内楽の祭典 今年は11企画19公演

昨年の公演のフィナーレの様子© N. Ikegami | SUNTORY HALL

昨年の公演のフィナーレの様子© N. Ikegami | SUNTORY HALL

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 サントリーホール(港区赤坂1、TEL 0570-55-0017)内の小ホール「ブルーローズ」で6月7日、室内楽の祭典「サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン 2025」が始まる。

会場となる小ホール「ブルーローズ」© SUNTORY HALL

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 「クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を、もっと気軽に楽しんでほしい」と2011(平成23)年に始まった同イベント。今年も会場はステージを取り囲むように椅子を並べ、演奏者の息づかいや表情を間近に体感できるようにする。

 今年は11企画19公演を行う。11日からは、「シューマン・クァルテット」がベートーベンの弦楽四重奏曲を全曲演奏する「ベートーベン・サイクル」を6公演行う。

 14日と21日は、サントリーホール室内楽アカデミー・フェローが日頃の研さんの成果を発表する「ENJOY! 室内楽アカデミー・フェロー演奏会」を開催する。

 19日からは、「CMGプレミアム イスラエル・チェンバー・プロジェクト」を2公演行う。イスラエル出身の演奏家から成るハープやクラリネット、ピアノなどもいるというユニークな編成のグループが初来日して開催。21日の公演には、バイオリニストの小川響子さんとフルーティストの上野星矢さんがゲストとして参加する。

 サントリーホール広報担当の伊藤雅美さんは「今年で15回目を迎え、出演アーティストと来場するお客さまの輪が広がっている。2024年度の『ミュージック・ペンクラブ音楽賞』受賞という栄誉にも浴し、室内楽への注目度の高まりを実感している。ブルーローズの親密な雰囲気の中で、色とりどりのアンサンブルを体感してみてほしい」と来場を呼びかける。

 料金は公演により異なる。6月22日まで。

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