赤坂の老舗和菓子店「とらや」の「とらや 東急プラザ赤坂店」(千代田区永田町2、TEL 03-6457-9784)で11月16日、リンゴをモチーフにした和菓子の販売を開始する。
期間限定で販売する「林檎形(りんごがた)」は、手のひらサイズの大きさで、白餡(あん)を黄色いようかん製で包み、筆で赤いリンゴの皮を描き、黒いようかん製の芯をつけた菓子。ようかん製とは、餡(あん)に小麦粉と寒梅粉(かんばいこ)を加え、蒸してもみ込んだ生地のこと。同店では、その製法がようかんの原型である蒸ようかんに通じていることから、「ようかん製」と言い、一般的には「こなし」と呼ばれている。同商品の白餡(あん)は、群馬県と茨城県の契約農家で栽培された、独自品種の白小豆のみを用いて作る。
「果実のみずみずしさと甘酸っぱさを表現した商品となっている」と広報担当の黒川さゆりさん。「愛らしい意匠で人気があるお菓子なので、その意匠とともに、白小豆ならではの風味をお楽しみいただきたい」とも。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は18時まで)。東急プラザ赤坂店、東京ミッドタウン店、元赤坂一丁目店、銀座店、日本橋店、帝国ホテル店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYOなどで取り扱う。11月30日まで。