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赤坂に5年限定の青森アンテナショップ 「カシスシードル」など珍しい商品ずらり

1階に店舗を構える「AoMoLink(あおもりんく)~赤坂~」の外観(イメージ)

1階に店舗を構える「AoMoLink(あおもりんく)~赤坂~」の外観(イメージ)

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 赤坂に3月30日、レストラン併設型のアンテナショップ「あおもり地域ビジネス交流センター」(港区赤坂3、TEL 03-5561-3131)が、5年間の期間限定でオープンする。

エントランスには「ねぶた」のパーツと照明の「KAKERA」を飾る(イメージ)

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 愛称は「AoMoLink(あおもりんく)~赤坂~」。運営は、青森市、平内町、外ヶ浜町、今別町、蓬田村の5市町村が連携して行う。

 首都圏での事業展開や県外に出回っていない地元特産品の販路拡大、同地域出身者の集いの場としての役割も持たせ、そこから派生する人的ネットワークを活用するなど、青森と首都圏をつなぐビジネスの交流拠点を目指す。

 店舗面積は約51坪。エントランスには、「ねぶた」のパーツと、ねぶた師の竹浪比呂央さんが手掛けたねぶた本体の和紙を切り取って制作した照明「KAKERA」を飾る。商品棚には、青森市が日本一の生産量を誇る「カシス」を使った「カシスシードル」「カシスジャム」「カシスのチーズケーキ」といった県外にあまり流通していない商品を数多くそろえる。また、新たに売り出す商品についてはモニター会などを行い、一般客だけでなくバイヤーにも商品に興味を持ってもらう機会をつくる。

 中央に位置するカフェフロアーには約40席を用意。ランチでは「しょうが味噌おでん」や「すじこ」といった青森の食文化を発信するメニューを用意し、提供する料理を通して地場食材の食べ方も紹介する。ほかにも、同フロアーの一角に生産者や事業主と直接対話できるテレビ会議システムを導入し、商談の場としても活用できるようにする。

 夜は、津軽三味線のミニコンサートなどを予定するほか、青森ねぶた祭の期間中は現地の臨場感あふれるライブ映像を大画面で鑑賞できる「ねぶりっくビューイング」を開催するなど、同地域ならではの行事に触れる機会を提供する予定。

 「最近では交通の便もよくなり、東京から青森エリアまでは3時間程度で行くことが可能になった。当店をきっかけに、青森に興味をもっていただき、実際に足を運んでもらいたい」と同市東京事務所の伊藤康人さん。「地域の観光情報なども発信していくので、情報収集の場として、赤坂にあるリトル青森を利用してほしい」と来店を呼びかける。

 営業時間は10時~18時。ランチの提供は11時30分~14時。

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