赤坂のダイニングバー「senang(セナン)」(港区赤坂3、TEL 03-6441-0812)が現在、テラスにこたつを設置して営業している。
2012年4月、赤坂の一ツ木通り沿いにオープンした同店。店内には一枚板で作られたテーブルを設置し、内装はバリ島のリゾートホテルをイメージする。同店には、赤坂の街並みを見渡すことができるテラスがあり「都会の中で味わえる開放感が人気。この席にどうしても座りたいという常連客もいる」とオーナーの志村香奈子さんは話す。
現在同店では、テラスの一部にこたつを設置。「寒い季節でもテラスを楽しんでいただけないかと思い、こたつ席を用意した。テラスを利用される方にははんてんの貸し出しも行っている」と志村さん。
こたつ席の設置に合わせ、同店では予約制となる「ブイヤベース鍋のコース」(1人=5,000円)を用意。鍋は5~6種類の魚のあらを3日ほど煮込んでつくったスープに、ホタテや手長エビ、旬の魚を入れて提供する。そのほか「きのこ香る茶わん蒸し」(972円)、「カモのロティ」(3,024円)などのフレンチをベースとした創作料理や、「土鍋海南チキンライス」(2,160円)、「ミーゴレン」(1,512円)といったアジアン料理・バリ料理も提供。フランス産のワインを取り扱う「ハスミワイン」のワインも多数取りそろえる。
同店のこたつ席を利用していた20代の女性は「冬の澄んだ空気が気持ちよく、こたつとあたたかい鍋で体も十分温まった」と話す。
「こたつでワイワイと鍋を囲みながら、楽しい冬の思い出を作っていただきたい。バリの緩やかな雰囲気を楽しみながら、ゆっくりお食事やお酒を楽しんでもらえたら」と志村さん。
営業時間は月曜~金曜の18時~24時。土曜は予約制。日・祝日定休。コースは来店の2~3日前までに要予約。店内でも提供する。