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赤坂に創作和食店「旨味処 赤坂きくよし」-自ら探した食材使う

同店オーナーの菊吉隆士さん

同店オーナーの菊吉隆士さん

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 赤坂に創作和食の店「旨味処 赤坂きくよし」(港区赤坂3、TEL 03-3583-0811)がオープンして1カ月を迎える。

「だし巻き定食」で提供されるだし巻き

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 店舗面積20坪、席数はカウンターとテーブルの計22席、個室1室を設ける同店。東銀座でたこ焼き店を経営するオーナーの菊吉隆士さんが、自ら探した旬の食材をメーンに提供したいと10月15日に開いた。米にもこだわり、ゆっくりと時間をかけて精米することで「コメ本来のうま味と香りが楽しめる」という古式精米製法で知られる隅田屋商店のブレンド米を使う。「炊くと、ほんのりぬかの香りがする」と菊吉さん。

 ランチは、つまんでも破れないという千葉県・長谷川養鶏園産の卵4つと、時季に合わせて全国から取り寄せるかつお節から取ったダシで焼き上げた「だし巻き定食」(1,050円)や「アジフライ定食」「さばの焼き魚定食」(以上1,200円)の3種類を用意する。全てに、海鮮サラダ、網走もずく、佐島の釜揚げしらす、漬物、赤ダシ、ご飯が付く。ご飯のお代わりは無料。

 ディナーは、オーナーと料理長が北海道で探した十勝牛の赤身250グラムを炭火でじっくりと焼き、天城産の本わさびと共に提供する「十勝牛の炭火焼」(2,450円)や、歯応えとぬめりが特徴という「網走もずく」(680円)、ご飯の上にオオバやミョウガなど6種類の薬味と焼いた卵の白身、かつお節、土佐じょうゆに軽く漬けた黄身を2つをのせた「たまごがけご飯」(580円)なども用意する。

 アルコールは「いずみ橋」の純米原酒大辛口、「三重錦」のうすにごり(以上950円)などをそろえる。炭の熱で湯を温め燗をする「燗銅壺(かんどうこ)」を使うなど「ぬる燗(かん)」にもこだわる。

「おいしいと思う食材を自分の足で探している。そんな全国各地の旬の食材を使った料理を楽しんでいただければ」と菊吉さん。

 営業時間は11時30分~14時(平日のみ)、17時30分~23時。日曜・祝日定休。

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