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【調査結果】デジタルマネー、家庭でルールを決めているのは7.6% 子どもの“見えないお金”に約4割の保護者が「不安」

リリース発行企業:NPO法人キッズフリマ

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NPO法人キッズフリマ(所在地:東京都中野区、代表:赤池慶彦)は、2026年6月〜7月に開催した「キッズフリマ」に出店した子どもの保護者66名を対象に、「子どもとデジタルマネー」に関するアンケートを実施しました。
  
キャッシュレス決済やオンラインゲームなど、子どもたちにとって「画面の中でお金が動く」ことが当たり前になりつつあります。
  
一方、今回の調査では、ゲーム内アイテムやネット上のコンテンツが「お金(対価)」で成り立っていることを「よく理解している」「なんとなく理解している」と回答したのは74.2%。一方で、25.8%は「まだ理解していない」「分からない」と回答しました。
  
さらに、「デジタルマネー(見えないお金)」の使い方や怖さ、マナーについて、家庭で「明確に決めている」と回答したのは7.6%。一方、39.4%は「決めていないが不安はある」と回答しました。
  
 
「見えないお金」をめぐり、子どもへの教え方に悩む家庭の姿が浮かび上がります。
そんな中、キッズフリマで自分自身が商品を「売る」体験をした子どもからは、「大事にしたいから、使わない」という印象的な言葉も寄せられました。
  
キッズフリマでは、キャッシュレス時代の金融教育には、知識を伝えるだけでなく、実際にお金を手にし、その価値を自分自身で実感する体験が重要なのではないかと考えています。
 

調査結果1. 雨の日は78.8%の子どもで「ネット動画・ゲーム」の時間が増える

「雨の日の休日、お子さまと家で過ごす中で『ネット動画』や『ゲーム』の視聴・プレイ時間は増えますか?」と聞いたところ、
「かなり増える」……22.7%(15名)
「やや増える」……56.1%(37名)
となり、「かなり増える」「やや増える」を合わせて78.8%となりました。
  
子どもたちにとって、オンライン動画やゲームは日常的な娯楽の一つとなっています。
こうしたデジタルコンテンツの中には、ゲーム内アイテムや追加機能など、実際のお金とつながるものも少なくありません。
 

調査結果2. 約4人に1人が「お金(対価)」とのつながりを十分には理解していない




「お子さまは、ゲーム内アイテムやネット上のコンテンツが『お金(対価)』で成り立っていることを理解していると感じますか?」と聞いたところ、
 
「よく理解している」……18.2%(12名)
「なんとなく理解している」……56.1%(37名)
「まだ理解していない」……21.2%(14名)
「分からない」……4.5%(3名)
となりました。
 
「よく理解している」「なんとなく理解している」を合わせると74.2%である一方、「まだ理解していない」「分からない」も25.8%にのぼります。
 
画面上では数字やアイコンとして表示される「デジタルのお金」が、実際のお金とつながっていることを、すべての子どもが十分に実感できているわけではないことがうかがえます。
 

調査結果3. 「欲しいもの」を見つけたとき、比較・検討する子どもは57.6%

「お子さまがネット上で『欲しいもの』を見つけた際、すぐ購入せず他と比較したり検討したりする様子は見られますか?」と聞いたところ、
 
「よく見られる」……21.2%(14名)
「たまに見られる」……36.4%(24名)
「すぐ欲しがる」……16.7%(11名)
「ネットで商品検索をしない」……25.8%(17名)
となりました。
 
「よく見られる」「たまに見られる」を合わせると57.6%。
一方で、16.7%は「すぐ欲しがる」と回答しており、子どもがネット上で「欲しい」と思った際に、比較・検討する習慣には差があることが分かりました。
 

調査結果4. 家庭でデジタルマネーのルールを「明確に決めている」のは7.6%




「お子さまと『デジタルマネー(見えないお金)』の使い方や怖さ、マナーについて家庭でルールを決めていますか?」と聞いたところ、
 
「明確に決めている」……7.6%(5名)
「都度話し合っている」……31.8%(21名)
「決めていないが不安はある」……39.4%(26名)
「まだ必要ない」……21.2%(14名)
となりました。
 
家庭で明確なルールを決めているのは、わずか7.6%。
 
また、最も多かった回答は「決めていないが不安はある」で39.4%でした。
 
キャッシュレスやオンラインゲームが身近になる一方で、「どのようにルールを決めればいいのか」「どのように教えればいいのか」と悩む保護者の姿が見えてきます。




■保護者から寄せられた声「どのように教えるべきか悩んでいる」

自由回答では、子どものオンラインゲームや課金について、保護者からさまざまな声が寄せられました。
 
「課金したい(コインを買いたい)などは言われる。その都度検討しているが、購入後にいつの間にか減っていたことがあった。本人が自覚せず、使ってしまっていた。ルールをわかっていなかった。」
また、
「まだ無いが、そろそろ教える必要がある。どのように教えるべきか悩んでいる。」
という声も。
 
一方で、
「自分のお小遣いの範囲でやる事。なので、今回みたいな不用品をお金に変えられる機会は非常に有意義」
という声も寄せられました。





■「ロブロックスの課金に使っていいよ」→「大事にしたいから、使わない」

今回のアンケートで、特に印象的だったのが、キッズフリマの売上金をめぐるある家庭のエピソードです。
 
保護者からは、子どもがキッズフリマで商品を販売した後、
 「今回のキッズフリマの売り上げ金をロブロックスの課金に使っていいよ。」
と伝えたところ、子どもは最初は喜んでいたものの、実際に売上金を手にすると、
 「大事にしたいから、使わない。」
と答えたという声が寄せられました。
保護者は、
 「一生懸命がんばって手にしたお金のありがたみを、早速感じていることに驚きました。」
と回答しています。
 
この家庭では、オンラインゲームの課金について以前から悩みがあり、「無課金だと服装や装備が違うことが恥ずかしい」「ゲーム内で弱いと思われて仲間外れにされる」といった、子どもならではの理由も聞かれていました。
しかし、自分で商品を売って得たお金を実際に手にしたことで、「欲しいから使う」だけではない選択が生まれました。

■「見えないお金」の時代だからこそ、お金を“見える形”で体験する

経済産業省によると、日本のキャッシュレス決済比率は2025年に58.0%となり、キャッシュレス化は着実に進んでいます。
 
また、子どものキャッシュレス利用については、「金銭感覚が身につかない」「ゲームなどへの課金が心配」といった保護者の不安も指摘されています。
 
これからの子どもたちは、現金だけでなく、カード、電子マネー、スマートフォンなど、さまざまな形のお金と付き合っていくことになります。
だからこそ必要なのは、単に「課金してはいけない」「使いすぎてはいけない」と教えることだけではありません。
 
「このお金はどうやって手に入れたのか」
「本当に今、使う必要があるのか」
「自分にとって、このお金にはどんな価値があるのか」

 
自分自身で考え、選択する経験が重要です。



■キッズフリマは「売る・買う」の体験を通じて、お金の価値を学ぶ

「キッズフリマ」は、子どもたちが自分で商品を持ち寄り、子ども同士で「売る・買う」を行う子ども主体のフリーマーケットです。
 
子どもたちは、
・何を売るか考える
・商品の値段を決める
・お客さんに商品を説明する
・売上金を受け取る
・限られたお金の中で欲しいものを選ぶ
といった一連の体験を、実際のお金を使って行います。
 
「お金の使い方」を一方的に教えるのではなく、自分で売り、買い、考えることで、お金の価値を実感することを大切にしています。
 
デジタル化によって「見えないお金」が増えていく今だからこそ、実際にお金を手にし、その価値を考える体験を提供することが、これからの金融教育の一つの形になると考えています。

■調査概要
調査期間:2026年6月〜7月
調査対象:キッズフリマ出店者の保護者
回答者数:66名
調査方法:アンケート調査

※本調査はキッズフリマ出店者の保護者を対象としたものであり、日本の子ども全体の傾向を示すものではありません。
 

■NPO法人キッズフリマについて

NPO法人キッズフリマは、子どもたちが「売る・買う」という実体験を通して、お金の価値や社会との関わりを学ぶ「キッズフリマ」を全国で開催しています。
2025年には年間123開催を実施し、2026年に活動開始から20周年を迎えました。
また、金融教育ボードゲーム「ルクラ」を活用した出張授業など、子どもたちが楽しみながらお金について学べる機会づくりにも取り組んでいます。

?ルクラについてはコチラからご確認いただけます。

【法人概要】
法人名:特定非営利活動法人キッズフリマ
所在地:東京都中野区弥生町4-3-9
代表理事:赤池慶彦
電話番号:03-3384-0675
メール:info@kids-fm.jp
Webサイト:キッズフリマ公式サイト(https://kids-fm.jp/)








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