プレスリリース

荏原商事と横沢金属工業が小規模循環型陸上養殖技術の共同検証で協定締結

リリース発行企業:荏原商事株式会社

情報提供:

荏原商事株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 島田薫、以下、荏原商事)と横沢金属工業株式会社(本社:埼玉県川口市、代表取締役 横沢広嗣、以下、横沢金属工業)は、小規模循環型養殖技術の共同検証を推進するため、共同取組の推進に関する覚書を締結いたしました。
この取り組みを通じて、荏原商事と横沢金属工業は、環境浄化資材の提供、循環型社会の推進、未利用資源の活用に貢献してまいります。


■背景
荏原商事は、上下水道設備や揚排水設備などライフラインとなるインフラ分野で、これまでに数多くの自治体との連携実績があり、また民間施設にも様々なプラント設備機器を納品し、太陽光発電事業や小水力発電事業など再生可能エネルギーを主体としたエネルギーソリューションなども展開しております。
他方横沢金属工業は、微生物・バイオ技術を生かした生物複合養殖・培養設備の研究開発に関して知見を持っております。昭和18年創業の老舗化学薬品/金属冶金メーカーであり、2020年に経営革新計画の認証を受け、2024年に特定外来種を無痛で駆除するとともに、飼料として有効活用する技術を開発し、第3回埼玉ニュービジネス大賞で特別賞を受賞するなど、社会課題の解決に貢献する企業として、高い期待が寄せられております。
気候変動と光熱費高騰が農業・漁業に与える影響が深刻化する中、荏原商事と横沢金属工業は安定・安心な生産と、低コスト化の養殖設備は今後必須なものと考え、横沢金属工業の微生物・バイオ技術を活用した環境浄化技術によって、小規模かつ永続可能な資源循環型のソリューションを共創することを目指すこととなりました。本システムによって、魚介類の養殖からその餌となる昆虫と食用となる植物の生産まで一貫した循環型生産システムが可能になります。

■本検証内容
本検証では、荏原商事の水循環・省エネシステムに関する知見と、横沢金属工業のバイオ技術に関する知見を融合させ、「小さな地球」の実現をテーマに、小規模で資源循環型、複合的品目の同時生育が可能なシステムの創出を検討します。








■今後の展開
今後は、小型パイロット試験を実施し、投入資源の循環および複合生物の生育を検証します。また、生物種に応じた浄化技術の提案を検討し、陸上養殖の可能性を追求します。本取組みは荏原商事のSDGsテーマである、「製品・ソリューションの技術革新・イノベーションの実現による地球環境への貢献」と「地域とのパートナーシップによる強靭な環境インフラ・循環型社会の実現」の目標のもとの取組みになります。

■本取組によるSDGsへの貢献
今回の取組は、SDGsの17のゴールのうち、特に2番、9番、13番、14番、17番に貢献するものと考えております。




■会社概要
社名  :荏原商事株式会社
所在地 :東京都中央区日本橋茅場町三丁目9番10号 茅場町ブロードスクエア5F
代表者 :代表取締役社長 島田 薫
URL  :https://www.ebasho.co.jp/
事業内容:上下水道・揚排水・環境関連施設に係わる機械設備、電気設備、電気通信設備、プラント設備事業、建築設備事業、太陽光・小水力発電などの再生可能エネルギー事業の設計、施工、販売、オペレーション&メンテナンス、各種配電盤、制御盤の設計・製作・販売、クラウド監視・制御システム、避雷装置、水位計、フィルターの設計・販売

社名  :横沢金属工業株式会社
所在地 :埼玉県川口市東領家4-10-13
代表者 :代表取締役社長 横沢広嗣
URL  : https://www.ycc1938.com/
事業内容:金属の精錬及び加工並びに試薬、工業薬品の製造販売委託分析、公害防止及び環境衛生設備の設計、製作、施工、前各号製品の輸出入業務、前各号に附帯する一切の業務、微生物・バイオ技術を生かした生物複合養殖・培養設備の研究開発


■本報道に関するお問い合わせ
荏原商事株式会社 事業統括 ソリューション統括部
担当者名:金子、臼井、李
電話番号:03-5645-0155(受付時間9時~17時)
お問い合わせフォーム:https://www.ebasho-solution.com/contact/
以上

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