新しい価値観と生活者行動を捉える「N1トライブレポート」の最新調査
先進生活者「トライブ」の調査・分析や新商品・新規事業開発支援コンサルティングを行うSEEDER株式会社(代表取締役:村田寛治、本社:東京都港区北青山)は、生活者インサイトを探る独自調査「N1トライブレポート」において “睡眠を目的のある活動として楽しむ” 若者「ファンスリーパー」に関するレポートを公開しました。
なお、本リリースに掲載している内容は抜粋版です。フルバージョンは「ファンスリーパーレポート」をダウンロードの上、ご覧ください。
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●ファンスリーパーとは
社会背景:在宅による疲労軽減と「眠り」の意味の再定義
コロナ禍による在宅勤務の普及は、人々を移動や付き合いといった身体的負担から解放する一方、適度な疲労の喪失という新たな問題も生み出しました。その結果、“眠れない夜”を抱える人が増加し、「coronasomnia(コロナ不眠)」という言葉まで登場しています。
こうした背景の中で、「睡眠=体力回復」という従来の一義的な捉え方から脱却し、「寝ること」そのものに娯楽性や意義を見出そうとする生活者が登場。睡眠の質や長さを“記録し、比較し、楽しむ”という新たな行動様式を持った人々を、SEEDERでは「ファンスリーパー」と定義しました。
●調査サマリー
意味のなかった時間に、目的が生まれる
スリープテックアプリの登場によって「キャラクターを育てる」「スコアを上げる」「誰かと競う」など、これまで無目的だった睡眠が、達成感や成長を感じるアクティビティへと変化。睡眠が“やりがいのある時間”となり、生活全体にポジティブな影響をもたらしています。
「効いた」と実感できる瞬間が、睡眠への関心を後押しする
スリープテックアプリで可視化されたスコアや、睡眠ドリンクの効果がグラフで示されるなど、感覚とデータが一致することで、睡眠の質への関心が高まります。実感の伴う体験が、睡眠改善のモチベーションとなっています。
無意識の時間が「自己成長の場」へと変わりつつある
「寝ながら成果を得る」といった認識が、休息観そのものをアップデート。無意識の時間すらも記録・分析・調整の対象となり、睡眠は自己成長を促す重要な行動へと昇華されています。