『プライマ・フェイシィ』は、ときには性被害の被告の弁護も担当する女性弁護士テッサが、自ら性被害の訴えを起こす立場になったことから、法律の抱える問題点が浮き彫りになる様子を切実に描いたドラマで、今の時代だからこそ一人でも多くの人に観ていただきたい作品です。

NTLive『プライマ・フェイシィ』　Photography Credit Helen Murray

『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』は演劇を愛するすべての人に贈る巨匠サム・メンデスからのラブレターとも言える作品で、『ハムレット』の上演に向けて取り組む役者と演出家らを主軸に、舞台の作り手側の心理を見事に描いた作品です。『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』は鹿児島・ガーデンズシネマでも3/20（木・祝）に上映予定で、これがファイナル上映になります。

NTLive『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』Photography Credit Mark Douet

そのほか、この2作品以外も、ナショナル・シアター・ライブの作品は上映権利が限られているため、現在予定されている上映が最後になる可能性がございます。どの作品も、この機会にお見逃しなく！

東京　Morc阿佐ヶ谷
2/28(金)～『プライマ・フェイシィ』
3/7(金)～　『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』
鹿児島　ガーデンズシネマ
3/1(土)、3/9(日)　『フランケンシュタイン』（ジョニー・リー・ミラー怪物版）
3/2(日)、3/8(土)　『フランケンシュタイン』（ベネディクト・カンバーバッチ怪物版）
3/20(木・祝) 『ザ・モーティヴ＆ザ・キュー』
4/13(日)、4/19(土)　『ナイ～国民保険サービスの父～』
徳島 ufotable CINEMA
3/15(土)、3/16(日)　『フリーバッグ』
3/22(土)、3/23(日)　『フランケンシュタイン』（ジョニー・リー・ミラー怪物版）
3/29(土)、3/30(日)　『フランケンシュタイン』（ベネディクト・カンバーバッチ怪物版）


NTLive『フランケンシュタイン』Photo By Catherine Ashmore

そして、2025年の新作公開 第一弾となる『真面目が肝心』の劇場公開用アートワークが完成しました。上映劇場でぜひチラシをお手に取ってください。『真面目が肝心』は4/11(金)からTOHOシネマズ 日本橋ほかで公開です。


『真面目が肝心』photo by Danny Kasirye

『真面目が肝心』 4/11(金)～ TOHOシネマズ日本橋ほか
超真面目な人に贈る、超くだらないコメディ！
作：オスカー・ワイルド
演出：マックス・ウェブスター
出演：シャロン・D・クラーク（『マ・レイニーのブラックボトム』、『ドクター・フー』）、チュティ・ガトゥ（『ドクター・フー』、『セックス・エデュケーション』）、ヒュー・スキナー（『W1A』、『マンマ・ミーア！ヒア・ウィー・ゴー』）
上映時間：180分（予定）
ストーリー：
常識的であることは、過度に退屈なことでもある。少なくともジャックはそう思っている。彼は、田舎では律儀な後見人という存在だが、街では身分を偽り自由を謳歌している。一方で、彼の友人のアルジャーノンも同様だ。そんな二重生活には欠点がある。それは、恋に落ちた時だ。2人の魅力的な女性に気に入られようとする彼らは、自らの嘘の網に足を取られないように、切り抜けなければならない状況になっていた！！
日本公式HP　 http://www.ntlive.jp
配給会社　カルチャヴィル合同会社