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ANAインターコンチ、被災地の妊産婦を受け入れ-最大270泊無償提供

ホテルの好立地を活用し、妊産婦のニーズに沿ったサービス提供を心掛ける。

ホテルの好立地を活用し、妊産婦のニーズに沿ったサービス提供を心掛ける。

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 ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL03-3505-1111)は4月29日、東日本大震災被災者の「東京里帰りプロジェクト」を支援するため、産前産後の妊産婦の滞在として 一日3 組、また1組につき原則5泊までの宿泊無料サービスを始めた。

ANAインターコンチが妊産婦支援

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 同プロジェクトは、東日本大震災で被災し東京に避難を希望する全ての妊産婦が、東京で安心して産前産後の生活を送れることを目指して東京都助産師会(文京区)が主催する。

 同ホテルが施設とサービスを活用した被災者への支援について検討する中、妊産婦の受け入れ先を必要としていた「東京里帰りプロジェクト」との連携が実現。プロジェクトに参画する助産院や医療機関などへのアクセス面でも優位だったことが、受け入れが決まった要因の一つだという。

 同ホテル広報担当の森直美さんは「近隣にあるスーパーマーケット、飲食施設、薬局、郵便局、交番、病院などの連絡先を明記した周辺マップをコンシェルジュが独自に作成し、チェックイン時に配布するなどして工夫している。5月16日現在、2組6人(計7泊)がこのプロジェクトによるサポートを受けている。東京都助産師会の助言も頂きながら、できる限り利用者の心に寄り添うことができるサービスを心掛けたい」と話す。

 同ホテルでは7 月31 日まで受け入れる。

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