赤坂の「M-one cafe Sweets(エム-ワン カフェ スイーツ)」(港区赤坂5、TEL 03-3560-3591)が3月28日、3周年を迎える。運営は自動販売機の設置・運営をメーン事業として展開するアペックス(千代田区)。
同店は「品質の良い商品の提供」をコンセプトにケーキとコーヒーをメーンに提供するカフェ&テークアウト店。店舗面積は30坪で、席数はカウンター4席、テーブル10席の計14席。同社はコーヒーは専用に開発したコーヒーマシンを使い、ペーパーフィルターで1杯ずつ抽出、オリジナル豆を使用している。
「不景気で、原料の価格を落としたりすることに走りがち。だが、そこは絶対に妥協しないとオープン当初から一貫している」と礒堅一店長。「赤坂は驚くほど近隣住民のお客様が多い。年齢層も幅広く利用していただいている」とも。
シェフ・パティシエを務める堀井謙二さんは1997年に渡仏。11年間フランス菓子の製造、技術指導などを経て、昨年9月から現職。当初、日本人がどんなお菓子を求めているのかわからず苦労したという。「他店を巡り、雑誌を見るなどして試行錯誤を続け今までやってきた。日本でもフランスのようにスイーツが生活に密着したものになっていけば」と堀井さん。「以前、モンブランを召し上がったお客さまから『あなたが作ったものには嘘がない。正直な味がする』と言われたことが印象的でうれしかった」とも。
ケーキメニューは、「シュー・ア・ラ・クレーム」(260円)や「モンブラン」(520円)、「マカロン」(160円)、フランスの伝統菓子「ガトー・バスク」(280円)など常時20種類以上を用意。ドリンクは専用のコーヒーマシンを使ったペーパードリップのコロンビア(イートイン=400円、レギュラー=270円、ラージ=320円)などを提供する。
営業時間は、平日=11時~20時、土曜=11時~18時。日曜・祝日定休。