
日枝神社末社の「山王稲荷神社」(千代田区永田町2)が4月19日、例祭日にちなんだ御朱印を頒布する。
「稲荷大神(いなりのおおかみ)」を祭る同神社。商売繁盛と共に、社殿が戦禍を免れたことから「防火防災」の神として知られている。毎年4月の「下の午(うま)の日」に合わせて御祭礼を執り行っており、今年は4月19日になる。
同稲荷神社の御朱印は、例祭日と三が日のみ頒布するもので、御朱印を受けた人には限定のしおりを授与する。
日枝神社広報担当の内田博之さんは「山王稲荷神社は、日枝神社がこの永田町に遷(うつ)ってくる前から祭られていた由緒ある神社。日枝神社にある通称『千本鳥居』はこの稲荷神社に奉納されたもので、現在でも多くの方の崇敬を集めている。例祭日にちなんだ御朱印のほかにも、お札やお守りもあるので参拝の折に授与所・朱印所に立ち寄っていただき、より神様を身近に感じてもらえれば」と来社を呼びかける。
初穂料は500円。頒布時間は8時~16時。