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とらやが来年の干支「辰」モチーフの和菓子 生菓子など5種類を販売

「干支羊羹『明けの龍』」(中形)

「干支羊羹『明けの龍』」(中形)

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 2024年の干支(えと)「辰(たつ)」にちなんだ和菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が販売している。

3種類の竜の絵を施した「干支パッケージ 小形羊羹」(左から「おもかげ」「新緑」「夜の梅」)

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 今年のラインアップは5種類。「干支羊羹(ようかん)『明けの龍(りゅう)』」(中形=1,944円、竹皮包=3,888円)は、新しい年の始まりに吉事を予感させるという意匠で、朝焼けに赤く染まった空を飛ぶ竜を紅と緑の練ようかんで表現した。

 「干支パッケージ 小形羊羹」(各292円)は、小倉の「夜の梅」、黒砂糖入りの「おもかげ」、抹茶入り「新緑」の3種類を用意する。とらや広報担当者の橋爪佐和さんは「絵柄は、広い空をゆったりと飛ぶ竜の姿に、穏やかな新年を過ごしていただきたいという思いを込めた」と話す。「小形羊羹5本入 干支柄化粧箱」(1,620円)も販売する。

 12月16日には生菓子の販売も始める。「瑞光(ずいこう)の龍」(540円)は、白小倉あん入りの薯蕷(じょうよ)まんじゅうに緑と黄の色を差して竜の焼き印を押して吉兆(きっちょう)を意味する「瑞光」を浴びて天を舞う竜の姿を表現し、神々(こうごう)しさをたたえて美しく見える意匠に仕上げたという。「龍昇(のぼ)る」(573円)は、押物製で挟んだ抹茶入りの練ようかんを竜に、表面に引いたすり蜜を波しぶきに見立て水中から天に向かって昇っていく力強い竜を表現する。

 橋爪さんは「大空を舞う竜の意匠を配した和菓子と共に、新たな年をおおらかな気持ちで迎えてほしい」と話す。

 営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休(12月は営業)。生菓子「瑞光の龍」「龍昇る」は来年1月15日まで、「干支羊羹『明けの龍』」「干支パッケージ 小形羊羹」「小形羊羹5本入 干支柄化粧箱」は1月中旬まで取り扱う。準備数に達し次第、終了。

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