日枝神社(千代田区永田町2)の境内に咲く紅白の梅が、参拝者たちの目を楽しませている。
日枝神社境内の子猿を抱く御神猿近くに咲く紅梅と白梅(2023年2月11日撮影)
神の使いとして猿を祭る同神社。境内には夫婦の猿像を設置し、社殿に向かって右側には商売繁盛・社運隆昌にご利益があるとされる雄猿の神猿像、左側には安産・子宝にご利益があるとされる子猿を抱く母猿像を安置する。
現在、母猿像の後ろに位置する濃いピンク色の紅梅は見頃で、白梅は少しずつ咲き始めており、膨らんだつぼみも多く確認できる。同神社広報担当者の内田博之さんは「寒さの影響で、ここ数年に比べると梅の開花が少し遅かった。白梅はこれから見頃を迎えるので、お参りの際に春の訪れを感じていただければ」と話す。