乃木神社(港区赤坂8)で2月6日、「神社de献血」を行う。主催は「一般財団法人国際災害対策支援機構」(中央区)、協力は「東京都赤十字血液センター」(新宿区)。
「神社de献血」は、同機構が神社と共同で「東京都赤十字献血センター」に協力する形で行っている献血活動で、コロナ禍における災害対策支援事業として2020年7月に始まった。同神社では初年度から行っており今回で3度目となる。
同神社禰宜(ねぎ)の飯島正弘さんは「昨今の新型コロナウイルス感染症流行のため、従来行われている大企業やいろいろな施設で行われていた献血活動が制限され、日常輸血を必要としている方への必要量が不足している状況であることを受け、神社として社会的貢献の見地から献血会場を提供し、皆さまに協力をお願いすることとした」と話す。
当日は、同神社の参集殿入り口で11時から受け付けを始める。献血に協力した人には特別な御朱印を授与する。
飯島さんは「治療のため定期的に輸血が必要な方もいる。自分の周りで輸血が必要になることがあるかもしれない。新型コロナウイルス感染症の拡大が懸念される折ではあるが、対策を十分講じて行うので、皆さまのご理解とご協力をお願いしたい」と呼び掛ける。
受付時間は11時~15時30分。問い合わせは「東京都赤十字血液センター献血推進課」(TEL 03-5272-3523)まで。