![「シャンパン・バーbyテルモン」の店内の様子](https://images.keizai.biz/akasaka_keizai/headline/1634589673_photo.jpg)
ANAインターコンチネンタルホテル東京(港区赤坂1、TEL 03-3505-1111)3階の「シャンパン・バー」が10月1日、「シャンパン・バーbyテルモン」としてリニューアルオープンした。
1912(明治45)年に創業したフランスのシャンパンメゾン「テルモン」と提携し、2年間限定でオープンする同店。席数は38席。店内はグリーンと木目調でシンプルモダンを追求した空間デザインを採用した。床やテーブルに使う木材は全て古材を再利用したもので、環境にやさしい空間を目指す。店内に設けたブランコ式の席「スイングシート」では、ブランコの揺れによって発生する電力が壁面ディスプレーを照らす仕組みになっており、人力発電のユニークな体験ができる。
同ホテル広報担当の山下沙耶佳さんは「当ホテルズグループでは、人々とコミュニティー、地球環境のサスティナビリティーを実現するための取り組みに力を入れている。近年は、シャンパンが日常的に楽しめる時代となり、お客さまの好みも明確になってきたので、より深くシャンパンを楽しんもらうため『サスティナブルなアプローチ』を理念とする『テルモン』と提携し、サスティナビリティーを体現するような新しい『シャンパン・バー』としてオープンした」と話す。
シャンパンのラインアップは4種類。「レゼルヴ・ブリュット」は、同ブランドのフラッグシップアイテムで、ブドウ品種のシャルドネ、ムニエ、ピノ・ノワールを使ったバランスの良いシャンパン。フルボディーの「レゼルヴ・ロゼ」、EU産有機農産物マークの認証を受けた「レゼルヴ・ド・ラ・テール」、15年をセラーで過ごしたシャルドネ100パーセントのビンテージ「ブラン・ド・ブラン ヴィノテーク」をそろえる。ほかにも、シャンパンカクテルの「アルチザン」(3,480円)など5種類のクラシカルなメニューも提供する。
フードメニューは、シャンパンにアルチザンチーズやコールドカットが付いたペアリングメニューを2種類用意する。「ナチュール」(5,594円)は、「ジェラールブルーチーズ」や「ミラノサラミとイベリコチョリソー」など7種類のフードに「レゼルヴ・ブリュット」が1杯付く。「テロワール」(1万1,187円)は、「キャビアのタルト」や「ジェラールブルーチーズ」など8種類のフードに「レゼルヴ・ブリュット」と「レゼルヴ・ロゼ」が各1杯付く。ほかにも、「フォアグラのミルフィーユ」(1,181円)、「カニのパイ包み」(1,367円)など7種類のアラカルトメニューもそろえる。
山下さんは「グリーンのモダンな空間で、シャンパーニュ地方の豊かな『自然=テロワール』への思いをはせるひと時をお過ごしいただきたい。シャンパンボトルのフロントラベルには、収穫時期や成分などの情報を細かく表示している。ボトルごとにシリアル番号を表記することにより、生産工程が追跡できるようになっているので、ボトルにも注目してほしい」とも。
営業時間は、水曜~金曜=17時~21時、土曜=11時30分~21時(日曜・祝日=18時まで)。月曜・火曜定休。「テロワール」は前日までに要予約。2023年9月30日まで。