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「とらや」が新栗を使った和菓子 今年は7種類を店頭に並べる

10月1日から販売を始める小形ようかんの「新栗」

10月1日から販売を始める小形ようかんの「新栗」

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 今年収穫された国産の新栗を使った菓子を現在、赤坂の老舗和菓子店「とらや 赤坂店」(港区赤坂4、TEL 03-3408-2331)が販売している。

10月18日の「十三夜」に合わせて3日間限定で販売する生菓子の「栗名月」

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 今年は7種類の栗菓子を期間限定で展開する。10月1日から販売を開始する小形ようかん「新栗」は、裏ごしした栗と白あんを練り上げた数量限定の商品。口の中で栗の風味がまろやかに広がるように仕上げるという。

 生菓子は4種類を用意する。「栗粉餅(くりこもち)」は、御膳あんを求肥(ぎゅうひ)で包み、裏ごしした栗と白あんを混ぜたそぼろをまとわせる。「栗蒸羊羹(ようかん)」は、御膳あんに小麦粉とくず粉を加え新栗の風味を損なわないよう蒸し上げた。白あんの玉を蜜漬けしたつやのある栗で覆う「栗鹿の子」も用意する。10月16日には、御膳あんを栗あんで包み茶巾絞りにした「栗名月(くりめいげつ)」(以上584円)を18日の「十三夜」に併せて3日間限定で販売する。

 ほかにも、ようかんの「栗蒸羊羹」(中形=2,376円、竹皮包み=4,752円)や、栗の風味を生かすため渋皮をあえて残した新栗と砂糖、寒天でシンプルに仕上げた季節の練り菓子「栗ごよみ」(324円)も用意する。

 とらや広報担当の奥野容子さんは「9月に販売を始めた『和菓子缶 月と虎』の小形ようかんも、10月からは『新栗』に切り替わる。この時季だけの味わいを、今年も存分に楽しんでもらえれば」と話す。

 現在の営業時間は9時~18時(土曜・日曜・祝日は9時30分~)。毎月6日定休。「栗名月」は10月18日まで。「栗粉餅」「栗蒸羊羹」「栗鹿の子」は10月31日まで。「新栗」、ようかんの「栗蒸羊羹」、「栗ごよみ」は11月中旬まで。各商品とも準備数に達し次第終了。

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