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東京ガーデンテラス紀尾井町が5周年 特別メニューや無料展示など

5周年を迎えた「東京ガーデンテラス紀尾井町」

5周年を迎えた「東京ガーデンテラス紀尾井町」

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 東京ガーデンテラス紀尾井町(千代田区紀尾井町1)が7月27日、開業5周年を迎えた。

紀尾井タワーのエントランスに設置する「Echoes Infinity ~Immortal Flowers~」

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 2016(平成28)年に「グランドプリンスホテル赤坂」の跡地に開業した同施設。オフィス、ホテル「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」、商業施設などの「紀尾井タワー」と、住宅棟の「紀尾井レジデンス」、東京都の指定有形文化財である旧李王家東京邸を保存・復元し新たな機能を備えた「赤坂プリンス クラシックハウス」から成る。同施設内には開業とともに多くのパブリックアートも設けた。

 今回は「KIOI CONNECT(コネクト)」をテーマに、開業5周年を記念したイベントなどを開催する。多くの商業施設では5周年の「5」にちなんだメニューなどを展開する。中国料理「赤坂 桃の木」は、ディナー限定の「五彩冷盤」(5,000円)、「ガーブ セントラル」は、10種類以上のおかずを詰めた5段仕立ての「SOUZAI 5 DELUXE BOX」(5,555円)、クリニック「イーク紀尾井町」は「5周年記念カイロケア」(1万円)、「ショコラ ベル アメール」は「サマーパレショコラ5枚入り」(1,728円)を販売する。

 紀尾井テラス2階の紀尾井プラザでは、「時を超えた幻のピアノ『DIAPASON』1964/2020」の展示を行う。廃棄予定だったピアノを再利用する、環境に配慮した「ディスカバリー・コア」の「みんなのピアノ」プロジェクトにより、1964(昭和39)年に製造された「DIAPASON」を復刻展示する。「『DIAPASON』音色体験」も行う予定。西武プロパティーズ・東京ガーデンテラス事業推進部の小関克昌さんは「1964(昭和39)年の東京オリンピックと、今回のオリンピックを『繋(つな)ぐ(connect)』企画として、ピアノの音色を通して歴史のつながりを感じることができると思った」と話す。

 紀尾井タワー2階のオフィスエントランスと紀尾井テラス3階の通路では、金属彫刻家の遠藤晃子さんが「時の流れの中で再び甦(よみがえ)る生命」をテーマに、朽ちた木々と金属の番線を素材にした作品を披露する「遠藤 晃子展 ~CONNECT 命を繋ぐ~」を開催する。8月31日まで。

 小関さんは「『品と、格と、未来と。』をメッセージに、価値あるものを大切に引き継ぎながら新しい時代の空気を取り入れてきた。この5年を共に過ごした街の皆さまやお客さまに改めて感謝を伝えたい。節目となる今年の夏からは『KIOI CONNECT』と題し、『つなぐ』という営みに改めて光を当て、さまざまなイベントやコンテンツを発信していく」と話す。

 「時を超えた幻のピアノ『DIAPASON』1964/2020」展示は9月上旬までを予定する。

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