赤坂のフルーツパーラー「ホットケーキパーラー Fru-Full(フルフル)」(港区赤坂2、TEL 03-3583-2425)が7月1日から、赤坂の老舗和菓子店「赤坂青野」とコラボしたフルーツサンドを販売する。
1846年からの歴史を持つ老舗果物店「万惣(まんそう)」(2012年閉店)で働いていた川島克之さんが店主を務める同店。2013(平成25)年に「昔ながらのホットケーキ」をコンセプトにオープンした。
今回は、老舗和菓子店「赤坂青野」(赤坂7)とコラボレーション。以前から同店に通っていた赤坂青野5代目の青野啓樹さんが提案したことがきっかけだった。4月ごろに開発をスタートし、試作を重ねて販売するに至った。
メニューは、イチゴ、パパイヤ、パイナップル、キウイを使ったサンドイッチに「赤坂青野」の粒餡(あん)100グラムを板状にして挟んだ「あんフルーツサンド」(1,000円)を提供する。赤坂青野ではテークアウト(800円)で販売する。
川島さんは「見た目の美しさにもこだわったが、餡とフルーツ両方の味が楽しめるように量のバランスを整えた」と話す。「飲食業が大変な思いをしている中、少しでも話題になればうれしい。赤坂ではまだまだ双方の店の味を知らない人も多いので、これを機にぜひ足を運んでもらえれば」とも。
現在の営業時間は11時~19時30分(土曜・日曜・祝日は18時まで)。8月14日まで。