焼き肉店「紀尾井町 くろげ」(千代田区紀尾井1、TEL 03-6910-0209)が11月30日、東京ガーデンテラス紀尾井町3階にオープンした。
1997(平成5)年に山形県山形市内に創業した「本格炭火焼肉 くろげ」の関東初出店となる同店。席数は54席で個室5室を設ける。肉は米沢牛をセリで一頭買いし、質の高い部分のみを焼肉として提供する。料理とともに味わいのある器も楽しんもらうため、皿は全て約200年の歴史ある山形市の平清水焼(ひらしみずやき)を使う。
メニューは、数量限定で用意する米沢牛A5ランクの「米沢牛ヒレ150g」(9,900円)や「サーロインステーキカット150g」(6,980円)、牛一頭あたり2~3kgしかとれないという「特上イチボ」(2,980円)や、「特選ネギタン」(2,680円)、「特上カルビ」(2,980円)などをそろえる。
ほか、3種類のそば粉を混ぜた「そば粉冷麺」(1,500円)や、くろげ代表の齋藤隆夫さんが自ら作ったコシヒカリを使った「石焼ビビンバ」(1,580円)、「自家製キムチ(白菜)」(650円)などをそろえる。「米沢牛コロッケ」(2個=880円)や、同店が開発したという「珍味チャンジャチーズ」(950円)、ホルモンのミノをから揚げにした「コキコキミノ唐」(1,100円)なども提供する。
アルコールは「キリン一番搾りプレミアム生ビール」(600円~)、「韓国マッコリ」(1,500円)、「自家製梅酒」(880円)のほか、山形県限定で流通する「楯野川 純米大吟醸 凌冴」(1,500円)など用意。「月山ぶどう果汁」(1,100円)、「プレミアムラフランスジュース」(1,200円)といったソフトドリンクもそろえる。価格は税別。
従業員はマスクを着用するなどの新型コロナウイルス感染拡大防止対策を実施し、キャッシュレスにも対応する。来店客には入店時に手指消毒と検温の実施を促す。同店は無煙ロースターを使用するため常に店内の空気を換気しているという。
店長兼料理長の山口広人さんは「米沢牛は脂の甘みが特徴。その甘みと旨みをぜひ味わってほしい。また、当店はワインの品揃えも豊富なので肉と一緒にワインもご堪能いただきたい。ご注文をいただいてから、粉から打ち始める『そば粉冷麺』も絶品なので、食事のしめにぜひお召し上がりいただきたい」と話す。
現在の営業時間は、ランチ=11時30~14時(土曜・日曜・祝日は11時~)、ディナー=17時~22時(日曜・祝日は21時30分まで)。月曜定休。