食にフォーカスした宿泊プランを現在、「ザ・キャピトルホテル 東急」(千代田区永田町2、TEL 03-3503-0109)で行っている。
同プランのランチを提供する最上級スイートルーム「ザ・キャピトル スイート」のオープンキッチン
今回用意した「築地と昼餐(ちゅうさん)~シェフとめぐるマルシェ&プライベートダイニング付きステイプラン~」(18万円)は、同ホテル開業10周年を記念して考案した企画。プランでは同ホテル総料理長の曽我部俊典さんをはじめとする洋食部門のシェフとともに築地場外市場へ赴き、食材の選定体験や、仕入れた食材などを使って参加者のために作る特別なランチを提供するという。
1日目は、同ホテルの高層階に位置するクラブフロアの客室に宿泊。部屋は約45平米の「クラブ デラックス キング」と「クラブ デラックス ハリウッドツイン」から選べる。専用ラウンジの「The Capitol Lounge SaRyoh」も利用できる。
2日目は、朝からシェフとともに築地場外市場へ向かい、1924(大正13)年に創業したサケと魚卵の卸専門店「魚がし北田」が手掛ける「北海番屋」で朝食を提供する。メニューは「鯛茶漬け」か「銀鱈(たら)の西京漬定食」を事前に選べる。朝食後は同場外市場をめぐり、創業80年の鮮魚店「三宅水産」や1910(明治43)年から代々営む青果店「定松」に赴き、参加者の好みを聞きながらランチの食材を精選するなど、普段は見せないプロの料理人の目利きを間近で体験することができる。
ランチは、同ホテルの最上級スイートルーム「ザ・キャピトル スイート」のオープンキッチンで、仕入れた食材などを使い客の目の前で仕上げるフランス料理の「スペシャルランチコース」を提供する。
同ホテル広報担当の川邊美紗さんは「当ホテルの10周年を記念し『食のキャピトル』ならではの特別な体験をご用意した。シェフと一緒に築地へ出かけて食材を選び、ランチコースを目の前で仕上げるという体験は、まるで大人の社会科見学のようなワクワク感がお楽しみいただけると思う。また、都心にいながら日常を忘れてお過ごしいただけるので、ステイケーションにもぴったり。ぜひご家族でお楽しみいただいたり、大切なゲストのおもてなしにも活用してほしい」と話す。
表示料金は1室2人利用時。要予約。予約は宿泊希望日の7日前まで。築地場外市場の休業日と「北海番屋」の定休日の前日は予約不可。チェックイン15時、チェックアウト12時。「ザ・キャピトル スイート」は食事終了まで利用可能。12月29日まで。