猫をテーマにした作品展「キャッツ in AKASAKA」が現在、工芸画廊「ぎゃらりー小川」(港区赤坂3、TEL 03-3583-3628)で行われている。
1981(昭和56)年にオープンした同ギャラリー。さまざまなクリエーターによる作品を並べ、企画展なども不定期実施している。店主の小川純一郎さんは「いいものを作り続けたいと思っている作り手と、欲しいものを手に入れたいと願っている使い手との架け橋になりたい」と話す。
今回は、泰木窯さん、月魚ひろこさん、はらかおりさん、東早苗さん、松本正行さんら「猫クリエイター」5人による陶芸作品を展示する。泰木さんは「使って楽しい」をテーマにした陶器の食器を約60点、月魚さんは陶器の猫を約40点とイラスト15点、はらさんは陶器の猫を約15点や明かりを8点、東さんは置物4点と食器を約15点、松本さんは石粉粘土を使った「のらねこフィギュア」20点を並べる。
小川さんは「かわいかったり、楽しかったり、何か面白かったり、どこか懐かしいような猫の作品を用展示している。伝統工芸と現代陶芸、陶器と磁器、平面と立体、個性豊かな作風など5人のコントラストが際立つ変化に富んだ内容に注目してほしい」と話す。「まさにネコ好きによるネコ好きのためのネコ展。ネコ好きはぜひ足を運んでいただきたい」とも。
営業時間は11時~19時。日曜定休。9月19日まで。