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赤坂に黒毛和牛専門店「思食」 低温調理した卵を使ったすき焼きも

「思食」の入り口

「思食」の入り口

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 赤坂に黒毛和牛専門店「焼肉 思食(おぼしめし)」(港区赤坂3、TEL 03-5544-8475)がオープンして1カ月を迎える。

「前菜」の一例

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 6月20日にオープンした同店。「思い出に残る食事」をコンセプトに、九州と芝浦食肉市場から仕入れた黒毛和牛を使った韓国料理を提供する。モルタルの左官仕上げのテーブルの端に設置された網で、スタッフが目の前で肉を焼き提供する。席数は36席。1階はカウンター10席、2階は個室3部屋、3階は個室1部屋を用意。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店内の消毒、換気などで対策を講じる。

 メニューは「思食コース」(2万円)のみ。仕入れ状況によって内容は変更となるが、先付けは「桃の白和え」「タンと枝豆のサラダ」「山芋のキムチ」など10種類、前菜は、アワビがゆや、小麦粉と卵を使って焼いた韓国料理「カキのジョン」、「和牛のタンとフォアグラのテリーヌ」、メインには黒毛和牛と低温調理した味付け卵を使った「ヒレのすき焼き」や「ヒレのしゃぶしゃぶ」、デザートにはマンゴーとパッションフルーツを使ったソースで仕上げる「チーズケーキ風プリン」などを用意する。

 店長の柳野友明さんは「コースは、肉も野菜も存分に楽しめる内容になっている。特別な空間を演出する内装にも注目してほしい。皆さまの思い出に残るひとときに、ぜひ利用いただければ」と話す。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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