「50周年ヒストリー写真展」を現在、赤坂エクセルホテル東急(千代田区永田町2)と東急プラザ赤坂(千代田区永田町2)が共同で開催している。
同建物が建設される前の赤坂東急SS駐車場と赤坂見附交差点付近の様子(1960年6月撮影)
1969(昭和44)年9月に開業した両施設。「赤坂東急ホテル」は2002(平成14)年に「赤坂エクセルホテル東急」と改称した。開業当時はピンクと白のストライプ模様の外観から「軍艦パジャマ」の愛称で親しまれていたという。
「赤坂の歴史を繙(ひもと)く」をテーマに、開業50周年の記念事業として企画した同展。展示は同ホテルのロビーやエントランスをはじめ2階のコリドールなどを使い、「建築前から開業まで」「オープニングセレモニー」「見慣れた景色の移り変わり」といった展示ごとにテーマを設け約60点の写真を紹介。館内を回遊しながら2施設の変遷を見比べることができる。
赤坂エクセルホテル東急広報担当者の西條由圭里さんは「赤坂は歴史と共に、変遷しながらも繁栄し続ける街。そんな赤坂を見続けてきた当施設の軌跡を知っていただきたいとの思いから開催を決めた。ポジフィルムから写真を起こしたものや当時の写真を拡大したものなど、時代を感じていただける展示となっている」と話す。「昔を知るお客さまには写真を通して懐かしさに浸っていただき、新しい世代のお客さまにはこれまでの当館の軌跡を通してホテルの奥深さに触れていただければ」とも。
11月30日まで。見学無料。