東京メトロ銀座線が5月3日から3日間、一部区間で運休する。赤坂エリアでは溜池山王駅（千代田区永田町2）から青山一丁目駅（港区南青山1）の区間が該当する。

赤坂見附駅ホームではポスターを貼り運休の注意喚起を呼び掛ける

　今回の運休は、銀座線渋谷駅ホーム移設に伴う線路切替工事の影響によるもの。銀座線渋谷駅では現在、混雑緩和や安全性向上のため、ホームを表参道方面へ約130メートル移設をする工事を進めている。移設後の銀座線渋谷駅の使用開始は2019年度下期を予定している。

　運休日は5月3日～5日の3日間。溜池山王駅－青山一丁目駅区間以外にも、渋谷駅－表参道駅区間でも終日運休する。当日は、並走する半蔵門線や丸ノ内線などの東京メトロ全線のほか、都営地下鉄、JR、各私鉄で振替輸送を行う予定。

　東京メトロ広報部担当者は「現在、駅貼りポスターや車内吊ポスター、東京メトロの駅ラックにある配布物『メトロニュース』でも案内しているが、当日、銀座線は赤坂見附駅には停車しないので注意してほしい。バスの代行は行わず、並行して運転する半蔵門線や丸ノ内線などを利用していただきたい」と注意を呼び掛ける。「利用するお客さまには大変ご迷惑をお掛けするが、ご理解とご協力をお願いしたい」とも。