オーナーは現役漁師-赤坂の南伊料理店「ラ・スコリエーラ」が移転1周年

地中海をイメージした開放的な「ラ・スコリエーラ」店内。

地中海をイメージした開放的な「ラ・スコリエーラ」店内。

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 南イタリア魚介料理を提供する赤坂の「ラ・スコリエーラ」(港区赤坂4、TEL 03-3586-8989)が5月、赤坂ガーデンシティに移転して1周年を迎えた。

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 2003年5月に赤坂7丁目にオープンした同店は昨年、現在の場所に移転。店舗面積は約70坪。店内に70席、オープンテラスに40席を設け、地中海の雰囲気をイメージした開放的な空間が特徴。

 「ラ・スコリエーラとは、イタリア語で岸壁という意味。切り立った岸壁と紺碧の海は南イタリアの代表的な風景。カンパーニャ州、シチリア州、サルデーニャ州など海辺の漁村で出されるような魚介料理を、国産のおいしい魚介類や野菜をふんだんに使い、なるべく本物の地中海の味を再現することに努めてきた」と同店プロデューサーの深澤菜月さん。

 オーナーは八丈島出身の現役の漁師。漁船「第三友喜丸」を所有し、自身で釣った魚や漁師仲間から直送してもらう新鮮な魚介類を提供している。八丈島近海では現在、トビウオ漁が盛んなことから、移転1周年を記念して期間限定で「飛魚コース」(5,000円、2人から利用、要予約)を実施中。

 5月4日~6日は「バンビーノ・デー」として、小さい子ども連れの家族が気兼ねなく利用できる日とする。そのほか、「南イタリア料理教室」も開くなど、イベントも積極的に行っている。深澤さんは「イタリア好きの方や、イタリア人からも『本場のイタリアンそのもの』との評価されるようになったのが何よりもうれしい。子育てを頑張っている方や、料理を覚えたい方などを応援しながら、当店をさらに赤坂に根付かせていきたい」と意気込みを語る。

 営業時間は11時30分~14時、18時~22時。土曜・祝日は21時まで。日曜定休。「飛魚コース」は5月16日で終了。

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