赤坂の老舗和菓子店「とらや 東急プラザ赤坂店」(千代田区永田町2、TEL 03-6457-9784)が現在、期間限定で春らしい色合いの手提げを用意している。
小形ようかん「春パッケージ」(左から)黒砂糖入の「おもかげ」抹茶の「新緑」小倉の「夜の梅」
手提げは「サクラ」をテーマに販売する春の商品に合わせて製作したもの。広報担当の奥野容子さんは「昨年製作したピンク色の手提げ袋がお客さまから好評だったことを受け、今年もご用意した。今年はサクラをテーマにした企画を展開するため、手提げ袋も昨年よりもサクラに近い淡いピンク色にし、内側にはサクラの模様をあしらった」と話す。
店頭には、サクラにちなんだ約10種類の和菓子を並べる。季節のようかん「桜の里」(中形=1944円)は、サクラの葉がほのかに香る道明寺製のようかん。御所の庭に咲くサクラの花をイメージした季節のようかん「雲井の桜」(中形=1944円、竹皮包=3,888円)も用意する。パッケージにサクラを描いた小形ようかん「春パッケージ」(1本=260円)は、小倉、黒砂糖、抹茶の3種類を揃える。ほかにも、サクラをかたどった白餡(あん)入りのもなか「御代の春 紅」(195円)や春の野がサクラや草花で彩られる様を表した「新春の野」(1,728円)も用意する。
生菓子は、薄くのばして焼いた生地でこし餡(あん)を包み塩漬けしたサクラの葉を巻いた「桜餅」(411円)、京都の春を表現した「都の春」、遠くに見えるサクラを表した「遠桜」、日本人のサクラへの想いを表現した「手折桜」(以上486円)、一輪のサクラをかたどった「嵐山」(519円)を用意する。
奥野さんは「当店にはサクラをモチーフにした菓子が約70種類ほどあるが、今回はその中から10品を選び、この時季だけの詰め合せなどもご用意した。ぜひお好きなサクラの菓子をピンクの手提げ袋に詰めて、和菓子のお花見を楽しんでいただきたい」と話す。
営業時間は10時~19時(土曜・日曜・祝日は17時30分まで)。「桜の里」「雲井の桜」「春パッケージ」「御代の春 紅」「新春の野」と「手提げ袋」は一部の店舗を除く全店で取り扱う。生菓子は一部の店舗を除く生菓子取扱店で扱う。数量限定。無くなり次第終了。