赤坂のカフェ&バー「BUCK SHOT」(港区赤坂3、TEL 03-3582-7924)が、オープンから1カ月を迎えた。
1月10日にオープンした同店。狩猟免許を取得して4年目のマネージャーの千葉智さんと、1年目の店長の森田哲永さんが経営する。シカやイノシシの肉を使ったジビエ料理を用意するほか、酒はウイスキーを中心に提供する。店内には、オブジェとしてシカの角や狩猟用の散弾銃の空薬莢(からやっきょう)などを飾る。
千葉さんと森田さんは「神奈川県猟友会 南足柄支部」に所属しており、週末になると農作物などに害を与えかねない動物の駆除のため、自治体から依頼を受けた同支部の有害鳥獣駆除の活動に参加。現地の山間部などに足を運ぶ。森田さんは「保健所の決まりにより、自分で狩猟した肉を調理して提供することはできないが、もしいずれ可能になればぜひ」と話す。
同店では、「グレンフィディック」(800円)などのシングルモルトや「白州」(900円)などのジャパニーズウイスキーのほか、スコッチ、バーボン、カクテル、ワイン、ソフトドリンクなども各種取り揃える。予約限定で「シカ肉のロースト」や「シカ肉ステーキ」(以上800円)などのジビエ料理も提供する。
森田さんは「狩猟に興味がある人に気軽に足を運んでほしい。狩猟仲間も増やしたい。仕事帰りなどにふらっと寄っていただければ」と来店を呼びかける。
営業時間は、18時~24時。土曜・日曜定休。