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赤坂に「BAR Knight」 マスターが収集したビンテージもののウイスキーなど提供

ミュシャの絵のレリーフを飾るカウンターに立つ石川さん(左)とスタッフ

ミュシャの絵のレリーフを飾るカウンターに立つ石川さん(左)とスタッフ

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 赤坂に「BAR Knight」(港区赤坂3、TEL 03-5570-7110)がオープンして3カ月を迎える。

「ザ ファミリー シルバー」のグレングラッサ(1973年)やブレンデッドウイスキーの「キングジョージ4世」(1970年代)などを取りそろえる

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 7月10日、赤坂見附駅そばのメトロビル2階にオープンした同店。マスターとして店を切り盛りするのは赤坂のバー「ホワイトラベル」で3年以上店長を務めていた石川貴行さんだ。「以前の店舗でお世話になっていたお客さまにも足を運んでほしいと思い、赤坂で独立を決めた。駅からすぐそばの物件が見つかり、バーの立地としても申し分ないと思う」と石川さんは話す。

 同店では、石川さんが数年前からこつこつ集めてきたというウイスキーやリキュールなどを取りそろえる。「ザ ファミリー シルバー」のグレングラッサ(1973年)やブレンデッドウイスキーの「キングジョージ4世」(1970年代)ほか、自家製リキュールの「アブサン」などの珍しい酒も提供。フレッシュグレープフルーツを使った「ソルティードッグ」をはじめとするフレッシュフルーツのカクテルなども用意する。店内ではたばこや葉巻、パイプなども吸うことができる。

 店内の内装は、アールヌーヴォー作品を愛する石川さんが「中世ヨーロッパの城中」をイメージして装飾。カウンター前には19~20世紀の画家、アルフォンス・ミュシャが描いたガラスのレリーフを飾る。「19世紀末のヨーロッパはベル・エポック(良き時代)と呼ばれていた。そうした趣のある雰囲気の中で、歴史ある酒を楽しんでほしい」と石川さん。

 「バーというとどうしても『酒に詳しくなければ足を運べない』と敬遠してしまう人も多いかもしれないが、酒を楽しんでみたいという人が誰でも気軽に来店できる店にしたい。終電を逃してしまった日にもふらりと立ち寄れる、親しみを持てる店にできれば」とも。

 営業時間は18時~翌5時。チャージ料は1,000円(2杯目以降)。ドリンクは1杯につき1,000円~。

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