日枝神社(千代田区永田町2)が1月1日、新春の「大絵馬展」を開催し、同神社の巫女が描いた絵馬を頒布する。
(左から)成瀬巫女さんが描いた絵馬と木村巫女さんが描いた絵馬
毎年、正月には30万人もの初詣客でにぎわいを見せる同神社。来年の干支である猿は同神社で「御神猿(ごしんえん)」として古くから信仰され、魔が去る「まさる」として親しまれている。神門と社殿横には夫婦猿の像が安置されている。
同展では、毎年100種類もの干支にまつわる絵馬を用意する。「来年の干支である『申(さる)』は当神社に縁の深い動物であるため、来年は特別に当神社の巫女(みこ)が描いた絵馬も頒布することになった」と、広報担当の伊久さん。
絵馬の作画については「りりしい猿の絵を描こうと思い、金弊(きんぺい)を担いだ絵にした」と成瀬巫女さん。木村巫女さんは「未来を見据えた猿を描こうと横を向いた絵にした」と話す。
授与料は1枚700円~。無くなり次第終了。