赤坂エリアで7月31日、夜空を見上げる人が多く確認された。
この日夜空に浮かんでいたのは、1カ月の間に2回目の満月が巡ってくるという「ブルームーン」。月齢周期が平均29.5日であることから、1カ月に2回満月が確認されることは珍しく、3年ぶりに観測された。前回観測されたのは、2012年8月(2日と31日)だった。
かつては、「ダブルムーン」と呼ばれていた同現象。北欧で「とても稀(まれ)なこと」を表す慣用句として「once in a blue moon」という言葉があり、ブルームーンはそこから由来し定着したとされている。
当日は天候にも恵まれ、はっきりとした満月が確認できた。3年に一度の現象ということもあって、足を止めて夜空を見上げる人の姿が多く確認でき、中にはスマートフォンを取り出して撮影する人などもいた。
次回ブルームーンが確認できるのは、2018年の1月(2日と31日)と予想されている。