国立劇場で早くも梅が開花-例年より一足早い春の訪れ

国立劇場で一足早く梅が開花。開花した「紅千鳥」にはさっそくメジロも訪れており、来場者の目を楽しませている。

国立劇場で一足早く梅が開花。開花した「紅千鳥」にはさっそくメジロも訪れており、来場者の目を楽しませている。

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 国立劇場(千代田区隼町)の前庭に植えられている梅が早くも開花し、一足早い春の訪れを知らせている。

 同劇場の前庭に植えられている梅は代表的な品種で白の一重の花をつける「白加賀(しろかが)」と、八重咲きで紅色の「小田紅(おだべに)」、白い丸い花弁の花をつける「貴山白(きざんはく)」、鮮やかな紅色の「紅千鳥(べにちどり)」、開花の早い「甲州最小(こうしゅうさいしょう)」、貴重品種の「春日野(かすがの)」の6本。

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 「白加賀」「紅千鳥」「甲州最小」「春日野」の4本は、1994年に前庭の整理を行った際に植えられたもの。それまで、同劇場には松の木がメーンで、花のなる木がなかったことから梅が植えられた。「小田紅」と「貴山白」は1996年に開催された国立劇場開場30周年記念文楽公演「菅原伝授手習鑑」の際に、梅と縁の深い菅原道真にちなみ、6,000本の梅が植えられている太宰府天満宮より寄贈されたもので、人形浄瑠璃文楽の人形遣いで人間国宝の吉田玉男さんが自ら植えたもの。

 開花しているのは開花時期の早い「甲州最小」と「紅千鳥」で、1月19日には既に開花していたという。「例年より1週間近く開花が早い。1月17日、18日と暖かい日が続いたので開花が早まったのでは」と同劇場。

 現在、「甲州最小」「紅千鳥」は八分咲き、「小田紅」や「貴山白」は五分咲きを迎えており、見ごろを迎えるのは2月になる見込み。満開になってから10~14日間程度は花見を楽しむことができるという。「毎年、梅の開花を楽しんでいかれる方も多い。同時期に、新春の文楽公演や上席公演も開催されているので、ぜひ立ち寄っていただければ」(同劇場)。「2月文楽公演」は国立劇場小劇場で2月6日~22日、「2月上席公演」は国立演芸場で同1日~10日に開催する。

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