スイカ倶楽部(港区赤坂2)が10月1日、「スイカ川柳」の受賞者を発表した。
富研連盟全国協議会(奈良県)の部会として設立された同倶楽部。これまで、スイカに含まれる栄養素や美容効果などの魅力を伝えるために、都内各所で大玉スイカを積み上げた「スイカツリー」を作り、スイカ好きの読者モデルたちが来場客にスイカ1玉を無料配布する「100万人のスイカーニバル」などのイベントを行ってきた。
「スイカ農家の年配の方にも参加していただける企画として考案した」と同倶楽部の加藤さん。「笑いとスイカ部門」「夏の思い出とスイカ部門」「男と女とスイカ部門」など6部門を設け、公募作品378点の中から、各部門の金賞・銀賞・銅賞を選出。さらに各部門の金賞から、総合1位の川柳をホームページ上で発表した。
総合1位は「夢だった スイカ丸ごと 一人占め」 が選ばれ、同倶楽部は受賞理由を「作風の清廉さ、ノスタルジックな心地よさなど総合的に判断され、もっともスイカ倶楽部的な作品」と解説。そのほか、各部門には、「スイカ割 スイカ割れずに 眼鏡割る」「夏の海 僕は釘付け スイカップ」「スイカ種(タネ) 上司に飛ばし 僕左遷」などユニークな作品が多く選出された。
「活動を通して、問い合わせが多くなった。お父さんからの問い合わせがあり、その子どもの自由研究の課題として手伝ったこともあった」と加藤さん。「来年もスイカのシーズンになったら活動を再開したい」とも。