もつ鍋店「博多もつ鍋 小鉄」、赤坂に2店舗目-本格鍋シーズンに向け

田町通りにオープンした「博多もつ鍋 小鉄」赤坂離れ店の店内の様子。

田町通りにオープンした「博多もつ鍋 小鉄」赤坂離れ店の店内の様子。

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 博多を中心に飲食店事業を展開するダブルオー(福岡県福岡市)は10月6日、赤坂東急プラザ内の赤坂店に続く関東2店舗目となるもつ鍋店「博多もつ鍋 小鉄」赤坂離れ店(港区赤坂3、TEL 03-3224-0803)をオープンした。

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 同社は10月~3月の鍋のシーズンに向けて同店をオープン。「昨年12月、予約で入れないお客様が半月で500人を越えてしまった。そうしたお客様の要望に応え、そうしたお客様を取り込みたいという意図から同店をオープンした」と同店店長の鈴木裕之さん。

 同店のコンセプトは「オシャレもつ鍋屋」。もつ鍋が主役ということから、テーブル席には、スタンドライト、掘りごたつ席にはあんどんを設置し、鍋にスポットライトをあたるよう調整。店内の天井には同社専属の絵師・開作さんによる、全店舗に共通する獅子の絵が描かれ、和テイストを演出する。店舗面積は35坪。席数は44席。

 もつ鍋は「宮崎産和牛」のもつだけを使用。「しょうゆ味」「味噌味」「辛味噌味」の3種類があり、「しょうゆ味」をメーンで提供する。多くの博多のもつ鍋店が用意する「柚(ゆず)胡椒」は用意せず、100年続く老舗しょうゆ店が醸造するしょうゆを用い、オリジナルのだしで勝負する。ターゲットは20代後半~40代のビジネスマンやOL。

 メニューは、もつ鍋(1人前1,260円、2人前~)のほかに、もつを天ぷらにした「名物もつ天盛り」(1,000円)や「砂ずりの黒胡椒あえ」(480円)などホルモン系の一品料理をそろえる。もつ鍋の追加具として1頭の牛から300グラムしか取れない「特上赤せんまい」(1,200円)も数量限定で用意。赤坂のターゲットに合わせ、同店では「プレミアム一品料理」「プレミアム焼酎」「店長のおすすめ料理」を強化していく方針。客単価は4,500円~5,500円。

 全国の店舗の中でも赤坂店と赤坂離れ店のみランチタイムの営業を行う。ランチでは煮込みちゃんぽん定食の「小鉄定食」(980円)を提供。「ごま味噌味」「しょうゆ味」「辛味噌味」の3種類を用意し夜のメニューとはと違う味を提供する。「ランチの需要も多く、夜の宣伝を兼ねてランチタイムの営業を行っている」と鈴木さん。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時(月曜~金曜)、ディナー=17時~23時(終日)。

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