食べる

赤坂にバー「いごこち」 15時から営業

店主の友廣真紀さん

店主の友廣真紀さん

  • 4

  •  

 「Bar igocochi 1119(バー いごこち いちいちいちきゅう)」(港区赤坂4、TEL 090-9843-3087)が11月19日、赤坂にオープンした。

カンボジア産クラフトジン「MAWSIM(マウシム)」

[広告]

 店舗面積は約20平方メートル。席数は、カウンター=5席、テーブル=6席。店名の「1119」はオープン日である11月19日にちなむ数字で、この日は店主の友廣真紀さん自身の誕生日であり、夫との結婚記念日、さらに娘が結婚した日でもある。内装は、自宅のリビングのような温かみあるデザインや、会話が生まれるような明るさを意識したという。

 友廣さんは、大学卒業後は証券会社に勤務し、その後、夫の転勤でニューヨークへ移り住んだ。現地ではワインスクールや料理教室に通い、帰国後は専業主婦として子育てに専念。子育てが一段落してからは接客業に携わり、自宅では長年、友人を招いたホームパーティーを開き、ワインと料理でもてなす時間を楽しんできた。今年6月に母親をみとった後に「いつか自分の店をと考えてきたが、悔いのないように生きよう」と思い、今回のオープンにこぎ着けた。

 提供するメニューは、「どんなお酒にも寄り添う おまかせコース」(3品=3,300円、4品=4,400円)を中心に用意。前菜や温菜、肉料理で構成し、自宅近くで夫が手がける畑の野菜などを使う。締めには、アンチョビーライスにチキンのトマト煮を添えた「Igocochiおすすめ Rice Dish」(1,300円)も提供する。アルコールは、カンボジア産クラフトジン「MAWSIM(マウシム)」(1,650円)などのジンのほか、グラスワイン、ウイスキー、日本酒、焼酎などをそろえる(880円~)。

 友廣さんは「若い世代から年長者まで世代を超えて一緒に飲み、会話が生まれる場にしたい。『おうちみたいで居心地がいいね』と言ってもらえる店を目指したい」と話す。「15時から開けているので、ランチ帰りのワーカーや、時間に余裕のある60代の男性が15時ごろから軽く一杯飲んで早めに帰る、そんな使い方をしてもらえたら」とも。

 営業時間は15時~23時30分。日曜・月曜定休。

  • はてなブックマークに追加

赤坂経済新聞VOTE

赤坂経済新聞で読みたい記事は?

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース