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「赤坂 四川飯店」がクラフトビール 台湾産グレープフルーツ使う

「GFAPA(グレープフルーツアメリカンペールエール)」

「GFAPA(グレープフルーツアメリカンペールエール)」

 中華料理店「赤坂 四川飯店」(千代田区平河町2、TEL 03-3263-9371)が現在、オリジナルクラフトビール第2弾「GFAPA(グレープフルーツアメリカンペールエール)」を提供している。

主任の松本智二郎さん

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 料理人の故・陳建民(チン・ケンミン)さんが1970(昭和45)年に開いた同店。四川料理が日本であまり知られていない中で、1958(昭和33)年に1号店となる西新橋店をはじめ、六本木などで店舗展開を続けた。

 同店では、来店客とサービススタッフの会話のきっかけをつくろうと、2025年3月にオリジナルクラフトビールの展開を開始。第1弾として、ジャスミンの花を使った「常楽我吃(ジャスミンセッションエール)」を提供した。商品名の読み方や意味をスタッフに尋ねる客も多く、料理や飲み物を提案する機会につながったという。

 第2弾となる今回は、台湾・新北市に醸造所を構える「台湾ヘッドブリュワーズ」と共同で開発した。昨年11月に同店のスタッフが台湾を訪れ、約9カ月かけて原材料や味、ラベルのデザインなどを決めた。第1弾は現地で造られていたビールをベースにラベルを独自に仕上げたが、今回は一から味を作り上げたという。

 商品コンセプトは「懐かしさと新しさ」。グレープフルーツの国内消費量が減少していることに着目し、30~40代以上には懐かしく、若い世代には新しく感じられる味を目指した。ラベルはグレープフルーツの果皮をイメージした黄色を基調とし、掲載する情報をあえて少なくした。スタッフが商品の背景や味を説明することで、客との会話につなげる狙いがあるという。

 原材料は大麦麦芽、ホップ、グレープフルーツ。台湾南部の嘉義県梅山郷で栽培されたグレープフルーツを使い、爽やかなかんきつの香りや穏やかな酸味、甘み、ほろ苦さを生かした。アメリカ産のアロマホップを加え、ホップ由来のライチやパッションフルーツを思わせる風味も持たせた。内容量は330ミリリットルで、アルコール度数は5.5%。

 同店主任の松本智二郎さんは「台湾では甘みの強いビールが多く、日本の気候や当店の料理に合う爽やかな味を現地の醸造家に伝えることに苦労した。爽やかさと重厚さを両立したビールに仕上がった」と話す。「クミンを使ったスパイシーな肉料理との相性が良い。乾杯から食事中まで幅広い場面で楽しめるので、若い世代にも飲んでほしい」とも。

 価格は1,200円。数量限定で提供する。

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