●「同源楼 四川小吃」
(港区赤坂3、TEL03-3583-3585)
今週が最後となる「赤坂・ジャージャー麺の名店めぐり」。その大取りとしてご紹介したいとっておきのおすすめ店がこちら。同じビルの2階にある赤坂の中華料理の有名店「同源楼」の3号店、ビル1階の「同源楼 四川小吃」です。
店名の通り、四川の味を思う存分堪能させてくれるお店なのですが、北京出身の料理人が腕を振るう昔ながらのスタイルの北京料理もまた絶品です。
ディナーはもちろん、ランチのメニューもすべて作り置きはせず、注文を受けてから一品ずつ調理を開始。冷たい料理はしっかりと冷たく、熱い料理はできたての熱々で提供され、一番おいしい状態で料理を食べさせてくれます。そのためランチタイムでも提供まで少々時間がかかるのですが、最初に出される小菜をおいしくいただいていると、程よく注文品が客席に。小菜にもしっかりこだわっており、これを楽しみにしているお客さんもいるほどです。
大人気のランチは8種の麺類、5種の飯類、そして4種の定食がメニューに並び、なんとどれもが900円以下!
しかも、小菜、漬物、デザートの杏仁豆腐付きで、ライス・スープはおかわり自由! それでもさらにガッツリ食べたい方は、料理や麺の大盛りもそれぞれ100円増しでOKです! 野菜料理、肉料理、海鮮料理の定食はそれぞれ週替わりでの提供。例えば、ある週の肉料理の定食は、「腰果鶏丁(鶏肉とカシューナッツ、2色ピーマン、山芋、きのこの塩炒め)」(850円、写真右上)。ボリュームもたっぷりで、思わず「さすが!」と言いたくなる職人ワザの本物のうまさ。
自慢の「炸醤麺(ジャージャーメン)」(880円、写真上)も、もちろんランチのメニューにラインナップ。白い角皿に盛られ、豚バラの角切り入りの肉味噌は別添えで。平打ち太麺の上にのせられた紅心大根、もやし、きゅうりはシャキシャキの食感が心地よい。よそとは一味も二味も異なる見た目も味も抜群な炸醤麺は、昔ながらの北京料理スタイル。
麺類メニューの「野菜麺(タンメン)」(600円、写真左下)も「担担麺(タンタンメン)」(800円、写真右下)もしっかりうまくて、この内容で、この安さ! どのメニューも、その値段が何だか申し訳ないくらいの充実度で、まさに「味はA級、値段はB級、満足感は超A級!」。
大満足間違いなし! な、赤坂の名店です。
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「同源楼 四川小吃」
港区赤坂3-18-8赤坂エムプレスビル1F
03-3583-3585
11:30~15:30(14:45L.O.)
17:30~23:30(22:40L.O.)
※土曜、~22:30(21:40L.O.)
日、祝休
【関連リンク】
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第7回》「中華うずまき」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/34/
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第8回》「名華園料理店」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/35/
◇B級グルメ王・柳生九兵衛の「赤坂うまいもんめぐり・ぐるグルメ!」《第9回》「中国料理たけくま」(赤坂経済新聞)
http://akasaka.keizai.biz/column/36/