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総額90億円のストラディヴァリウス11台、サントリーホールに集結

演目には日本で初めてストラディヴァリウスを手にした貴志康一作曲「龍」も

演目には日本で初めてストラディヴァリウスを手にした貴志康一作曲「龍」も

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 サントリーホール(港区赤坂1)の大ホールで5月30日・31日、「第9 回 キユーピースペシャル ストラディヴァリウス サミット・コンサ-ト2011」が開かれる。

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 1台数億円ともいわれる世界最高峰の弦楽器、ストラディヴァリウス。1993年の初演では8台だったが、今回、ハビスロイティンガー・ストラディヴァリウス財団と日本バイオリンの協力で11台による競演が実現する。

幻の弦楽器と呼ばれるビオラ「グスタフ・マーラー」(1672年製)や、日本人が初めて所有したストラディヴァリウス バイオリン「キング・ジョージ?」(1710 年製)を含む7 台のバイオリン、2 台のビオラ、2 台のチェロを使用。時価総額約90 億円ともいわれる銘器の数々を13人のオーケストラメンバーで編成されたベルリン・フィルハーモニック・ストラディヴァリ・ソロイスツが演奏する。

 演奏曲目は、「モーツァルト『ディヴェルティメント ニ長調 KV136』や『セレナーデ第13番「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」ト短調 KV525』、チャイコフスキー『アンダンテ・カンタービレ(弦楽四重奏曲第1番 ニ長調 作品11 より)』など。「クラシックファンならずとも楽しめるプログラム編成になっている」(広報担当者)。

 18時30分開場、19時開演。入場料は、S席=1万2000円、A席=1万円、B席=8000円(全席指定・未就学児童入場不可)。6月5日にも同会場にて公演が決定。

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