クッキングスクールや食器のショールームなどを運営するテーブルスタジオ・タキトー(港区赤坂6、TEL 03-5575-0025)では、4月23日から期間限定で、「値決め食堂」が開催される。主催はシェフズバンク(港区)。
今回のテーマは、「今、僕らにできること」。東日本大震災により被害を受けた東北産・茨城県産の食材を使い、ボランティアで集結したシェフたちが料理を振る舞う。
和食・洋食・中華・フレンチ各ジャンルのシェフ6人が日替わりで参加を予定。利益は義援金として日本赤十字に寄付する。メニューは、その日の食材によりコースかアラカルトかを決める。
「値決め食堂」のシステムは、入場料として1,500円を支払い、料理に関しては客が値段を決める。食後、評価シートに記入し、支払いたい金額を決定する。
シェフズバンクの瀧藤久夫さんは「被災地である岩手県を訪問し、風評被害に苦しむ農家の人々と面談し、今回の内容や今後の活動のことを伝えてきた。食を通して、経済活動を活発にしていきたい。イベントとして楽しく終わるだけでなく、長い目で見た生産者支援を行えれば」と話す。
営業時間は、平日=18時~22時、土曜・日曜・祝日=16時~21時。当日来店も可能だが、食材が無くなり次第終了。予約は同社のホームページで受け付ける。今月30日まで。